2024 ツール・ド・ランカウェイ第4ステージ　ゴール手前で～

第3ステージのクイーンステージでは、Team dsm-firmenich PostNLのマックス・プールが勝利。だが、スプリントで決着となったので、総合でのタイム差は決定的ではない。

2位のAstana Qazaqstan Teamのハロルド・マルティン・ロペスが5秒差。そして、総合3位となったJCL Team UKYOのトーマス・ペセンティは6秒差だ。

もし、このままキープできれば日本のチームが表彰台の一角を占めるという歴史的な日が訪れるかもしれない。

 

第4ステージ　クアラ クブ バル～ベントン　131.2km

 

コース前半に1級山岳があるが、勾配が緩い。スプリントで決着となりそう。

 

1. 1級山岳　Gap (18.9 km・3.1%)
2. スプリントポイント　Raub
3. スプリントポイント　Sungai Ruan
4. スプリントポイント　Sungai Klau

 

スタート

総合リーダーはTeam dsm-firmenich PostNLのマックス・プール。左はベストアジアンライダーとなったJCL Team UKYOの石橋学。

 

 

アントン・チャーミグは山岳賞に。総合7位。

 

石橋学の後ろは、JCL Team UKYOのトーマス・ペセンティではないかな。総合3位。

 

JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリはポイントジャージ。日本のチームがずらりと先頭に並ぶという大活躍だ。

 

ニュートラルスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

残り130km。中々決まらない。

 

昨日総合上位に入れなかったEF Education-EasyPostが攻撃。

 

少し集団は割れている。

 

集団はAstana Qazaqstan Teamが引いている。

 

先頭にEF Education-EasyPostの留目 夕陽、JCL Team UKYOの増田成幸が入っている。

 

しかし、残り120kmで捕まってしまう。

 

1級山岳　Gap (18.9 km・3.1%)

昨年総合優勝のEF Education-EasyPostのサイモン・カーが集団から脱落してしまう。

 

Euskaltel – Euskadiのミケル・ビズカーラがアタック。

 

残り112kmでミケル・ビズカーラは捕まってしまう。ここから山間部のためか現地放送が入らず、前日のステージが流される。

 

映像が入ってくるようになると6人が逃げている。残り96kmで1分13秒差。

1. ステファン・デボッド　EF Education-EasyPost
2. マリオ・アパリシオ　Burgos-BH
3. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
4. ジョアン・ボウ　Euskaltel – Euskadi
5. 小石祐馬　JCL Team UKYO
6. Cristian Raileanu(Li Ning Star)

 

残り75kmで4分差。時折放送が入る。山間部なので電波が届かないのか。

 

スプリントポイント　Sungai Ruan

ポイント獲得順位は

1. ジョアン・ボウ　Euskaltel – Euskadi　3ポイント・3秒
2. マリオ・アパリシオ　Burgos-BH　2ポイント・2秒
3. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　1ポイント・1秒

 

残り52kmで3分50秒差。集団はTudor Pro Cycling Team、Astana Qazaqstan Teamが引いている。

 

残り44.9kmで2分35秒差。

 

スプリントポイント　Sungai Klau

ポイント獲得順位は

1. 小石祐馬　JCL Team UKYO　3ポイント・3秒
2. マリオ・アパリシオ　Burgos-BH　2ポイント・2秒
3. マヌエーレ・タロッチ　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　1ポイント・1秒

 

ここはJCL Team UKYOの小石祐馬が獲得。

 

残り27km。タイム差は2分35秒。

 

残り15kmで1分20秒差。

 

残り12kmで1分10秒差。どこまで逃げれるか。

 

残り10kmでBurgos-BHのマリオ・アパリシオがアタック。

 

EF Education-EasyPostのステファン・デボッドが先頭を捕まえた。

 

残り9kmでタイム差は1分。逃げ切れられて総合に関係のある選手はいない。

 

残り8km。少し下っており時速64km/hで逃げている。

 

残り5kmで30秒差に。

 

残り4kmで35秒。

 

残り3kmで30秒ならば逃げ切れる計算だけど。

 

ゴール手前1kmで突然タイム差が10秒になった。

 

ゴール手前350mで逃げが捕まった。残り300mの看板の前でTeam dsm-firmenich PostNLが先頭に。

 

Tudor Pro Cycling Teamのマイケル・ザイラルドが先頭にたった。隣はTeam dsm-firmenich PostNLのキャスパー・ヴァン・ユーデン。

 

カーブを先頭で立ち上がってきたのは、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン。

 

左からJCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリ、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン、Team Polti Kometaのマヌエル・ペニャルバー。

 

だが、最速でゴールを駆け抜けたのはアーヴィッド・デクレインだ!

 

アーヴィッド・デクレインが今シーズンの4勝目をあげた。

 

 この差だ。今シーズン、膝の故障で前半レースに出れなかったアーヴィッド・デクレインが見事に足をみせた。

 

リザルト

ステージ優勝したTudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレイン

遠くからきたので、とても大変だった。これまで、すでに2回スプリントをしているが、そのときはゴールできなかった。

今日は、ラインから350mの地点で先頭集団に追いつくことができた。 それでうまくいってとてもうれしい。

逃げ集団はフィナーレのスプリンターズパーティーを台無しにしたようだったが、追いつかないと思いましたか?

そんなことは心配していない。 自分のこととスプリントのことが心配なんだ。 ラスト1kmの時点で、たぶんいけると思ったんだ。

その後、僕は完全にマイケル・ザイラルドに集中し、彼は完璧に僕を仕掛けてきた。 しばらくはキャスパー・ヴァン・ユーデンのステアリングを握っていたけれど、ギャンブルをして自分で行くべきじゃない。

遠回りをしなければならなかったが、思い切って行って見ようと思った。 それが正しいと思ったんだ。

今日は、自分のスプリント力を信じていた。 それがここ数日の教訓だったのだろうか？

そうだね。 今日はまた少し違ったフィニッシュで、もう少し本領を発揮できた。 少しタフなステージでもあった。

一日中120ワットで走ってスプリントするような速い選手には、ちょっと難しいんだ。 そうすれば、それが可能だとわかる。

胃の調子が悪く、100％の体調ではないと聞いてますが、次のスプリント勝負への自信を取り戻したのだろうか？

でも、ここでのスプリントは本当に違うんだ。 ここにはフレッシュな選手がたくさんいるが、今日はタフなコースのせいでフレッシュさが少し足りなかった。 運の要素も少なくなった。 今ならもっと強引に攻めていける。

 

2位　JCL Team UKYOのマッティオ・マルチェリ

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞