2024 ツアー・ルクセンブルク第2ステージ マチュー・ファンデルプールはトップを死守か?

第1ステージは、圧倒的なスピードでアルカンシェルを着たマチュー・ファンデルプールがゴールを駆け抜けた。

チームメイト二人がいない状態で一人で集団の前に残り、抜け出したのだから文句なしだ。

 

第2ステージ  ユングリンスター～シフランゲ 155km

 

最後のローカルラップ3周には、ポトー ド ケイル (0.9 km・7.4%) が含まれている。ゴール手前5kmにあるので、抜け出して逃げ続けるライダーがいるだろうか。

 

1. 1級山岳　ジッティグ峠 (1.7 km・6.7%)
2. スプリントポイント　Junglinster
3. 超級山岳　モンテ・ド・スタインゼル (1.5km・8.6%)
4. 残り2周　ボーナススプリント
5. 残り1周　ボーナススプリント

 

2人の逃げ

2人が逃げている。

1. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step
2. アレクサンドル・ケス　Philippe Wagner/Bazin

 

1級山岳　ジッティグ峠 (1.7 km・6.7%)

ポイント獲得順位は

1. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step　3ポイント
2. アレクサンドル・ケス　Philippe Wagner/Bazin　2ポイント
3. ジェンテ・ミケルス　Alpecin-Deceuninck developer Team  1ポイント

 

スプリントポイント　Junglinster

ポイント獲得順位は

1. アレクサンドル・ケス　Philippe Wagner/Bazin　5ポイント・3秒
2. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step　3ポイント・2秒
3. ハーリー・スウィニー　EF Education-EasyPost　2ポイント・1秒
4. ヨハネス・スタウネ・ミテット　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

超級山岳　モンテ・ド・スタインゼル (1.5km・8.6%)

ポイント獲得順位は

1. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step　5ポイント
2. アレクサンドル・ケス　Philippe Wagner/Bazin　3ポイント
3. マッティア・バイス　Team Corratec – Vini Fantini　2ポイント
4. トッシュ・ファンデルサンド　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

山岳ポイントを通過すると、Soudal – Quick Stepのペパイン・ラインデリンクは集団に戻ってしまう。単独となってしまった。

1. アレクサンドル・ケス　Philippe Wagner/Bazin

 

これは集団は管理が簡単。残り72.9kmで2分47秒差。

 

マチュー・ファンデルプールも前に上がってきた。Alpecin-Deceuninckはシルヴァン・ディリエとジェンテ・ミケルスの3人しかいない。これでは集団コントロールは難しい。

 

残り50.3km。タイム差は2分39秒。アレクサンドル・ケスは、2024 ルクセンブルグ選手権ロード3位。世界選手権のルクセンブルグ代表メンバーの一人。

 

残り40kmを切って、集団は横一線に。

 

Bahrain Victoriousが攻撃開始。風が強いのか?

 

残り34.5kmで24秒まで迫る。

 

集団が20秒差に。一旦広げるか。

 

残り31.6kmで先頭は捕まってしまった。

 

集団右側からQ36.5 Pro Cycling Teamのカールフレドリク・ハーゲンがアタック。

 

 

ただ、スプリントポイントが近いので逃げるのは難しいか。

 

カールフレドリク・ハーゲンは20秒のタイム差をつけた。スプリントポイントまで1.9km。

 

残り2周

カールフレドリク・ハーゲンがトップ通過。

 

集団はマルク・ヒルシがトップで通過。

1. カールフレドリク・ハーゲン　Q36.5 Pro Cycling Team　5ポイント・3秒
2. マルク・ヒルシ　UAE Team Emirates　3ポイント・2秒
3. イダー・アンデルセン　Uno-X Mobility　2ポイント・1秒
4. イヴォ・オリヴェイラ　UAE Team Emirates　1ポイント

 

カールフレドリク・ハーゲンは捕まり、Team Flanders – Baloiseのビクトル・ヴェルクイーがカウンターアタック。

 

Soudal – Quick Stepのペパイン・ラインデリンクが追走に出た。

 

ペパイン・ラインデリンクは山岳ポイントがないのに何故追走に出たのか。

 

ビクトル・ヴェルクイーは、集団まで54秒差をつけた。

 

先頭にペパイン・ラインデリンクが追いついた。

1. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step
2. ビクトル・ヴェルクイー　Team Flanders – Baloise

 

残り1周

先頭二人が通過。

 

集団トップはマルク・ヒルシ。

1. ビクトル・ヴェルクイー　Team Flanders – Baloise　5ポイント・3秒
2. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step　3ポイント・2秒
3. マルク・ヒルシ　UAE Team Emirates　2ポイント・1秒
4. アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious　1ポイント

 

ペパイン・ラインデリンクは単にゴールを狙っている。山岳賞ジャージを着ており、明日に備えないのか。

 

ペパイン・ラインデリンクがアタック。

 

一気に引きはなして単独に。残り5.9km。

 

集団で落車。

•  ルーベン・ゲレイロ (Movistar Team)
•  アーチー・ライアン (EF Education – EasyPost)

 

ペパイン・ラインデリンクは残り4.4kmで捕まる。

 

残り4.2km。

 

UAE Team Emiratesのフアン・アユソーがアタック。

 

フアン・アユソーは逃げられない。

 

残り2.3km。

 

残り1.9km。Lidl – Trekが先頭。

 

EF Education-EasyPostのエスデバン・チャベスのアタックは封じ込められる。

 

残り1.5km。マチュー・ファンデルプールはボトルの水を飲んで捨てる。

 

残り1.3km。マチュー・ファンデルプールはリードアウトなしでLidl – Trekのトレインの後ろを狙っている。

 

これはマッズ・ピーダスンとの戦いとなりそう。

 

Lidl – Trekのアシストが外れていく。

 

マッズ・ピーダスンが先頭で最後のカーブを曲がってくる。

 

ゴールまで距離がない。

 

マチュー・ファンデルプールは、一度足を止めてからまくりにはいる。

 

クリストフ・ラポルトは追い込めない。

 

マチュー・ファンデルプールは届かない!

 

マッズ・ピーダスンがハンドルから手を離す。

 

   

マッズ・ピーダスンが第2ステージの勝者だ!

 

     

マッズ・ピーダスンは今シーズンの12勝目。

 

マッズ・ピーダスンは、10月20日のジャパンカップにも来日だ。シーズンの最後まで、走り続ける。

 

ゴール後に、マチュー・ファンデルプールはマッズ・ピーダスンを祝福。

 

リザルト

ステージ優勝したLidl – Trekのマッズ・ピーダスン

マティアス・スケルモースイェンセンは落車でリタイヤしましたね。

彼と一緒にクラス分けを走るつもりだった。少なくとも、ステージ優勝で家に帰れることになった。明日はとてもタフな1日になるだろう。

でもクイン・シモンズはとても調子がいい。彼は調子がいいから、いい走りを見せてくれることを期待して彼を送り出すよ。

Lidl – Trekは、スプリントトレインを組んでましたね。ゴールでチームメイトがいるのはラッキーでしたか?

それが運なのかどうかはわからない。ただ、いいチームに恵まれただけ。それは運ではなく、ただ良い選手たちがいるだけだ。

厳しい決勝。最後の上りでUno-X Mobilityが激しくアタックしてきた。アマヌエル・ゲブレイグザブハイアーがついていて、ハイペースをキープできたから、差を縮めることができた。

その後は誰もアタックしようとしなかった。その後、アマニュエルが全開で走り、クイン・シモンズとアレックス・キルシュが完璧なリードアウトを見せた。

アレックスはルクセンブルク人だから、コースの知識が豊富で助かった。彼がここにいることはとても重要なことだが、それは常に言えることで、シーズンを通して彼は僕にとって重要な存在だ。

 

2位　Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプール

今日はうまくいった。最後の5キロはとても慌ただしかった。だからかなり難しいスプリントだった。でも、2位には満足しているよ。

チームは、3人のみでスタートしてましたね。

大丈夫。ステージ優勝のためにここに来たのだから、何とかステージをコントロールできるかどうか。今日は大丈夫だったけど、明日はほとんど不可能になるだろう。

明日、ツアー・オブ・ルクセンブルクのクイーンステージ。200kmを越えるだけでなく、フィナーレでは、ヘメリッヒ峠（1.1km・7.4％）とザイタート峠（0.8km・9.9％）を何度も越えなければなりませんが。

どうなるか見てみたい。明日はおそらく最もタフなステージ。脚を試すにはいい日になるだろう。今週はチューリッヒの準備に最適だ。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞