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2024 ジロ・デッラ・トスカーナ  イタリアのワンデーレースを制したのは?

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Photo credit: jinglenoise on VisualHunt
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ジロ・デッラ・トスカーナは、イタリア・トスカーナ州の、ピサ県郊外の町ポンテデーラで開催されるワンデイレース。Giro della Toscana – Memorial Alfredo Martini(1.1)

ピサの斜塔で有名な所だ。

過去の優勝者は

  • 2023   パヴェル・シヴァコフ
  • 2022   マルク・ヒルシ
  • 2021 ミケル・ヴァルグレン
  • 2020 フェルナンド・ガビリア
  • 2019 ジョヴァンニ・ヴィスコンティ
  • 2018 ジャンニ・モスコン
  • 2017 ギヨーム・マルタン
  • 2016 ダニエル・ベンナーティ
  • 2014 ピーター・ウィニング
  • 2013  マッティア・ガヴァッツィ
  • 2012 アレッサンドロ・バラン
  • 2011 ダン・マーティン

 

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ポンテデーラ~ポンテデーラ  182.7km

コースプロフィール    photo procyclingstats

 

ローカルラップから始まり、モンテセッラの登りを含む大きなループが続く。標高800m、平均勾配7%で11.2kmの登りを2回登らないといけない。

モンテセッラの頂上から、フィニッシュラインまで30kmもある。最後の15kmは平坦となっている。下りで集団は追いついてこれるだろうか。

 

  1. 残り2周
  2. 山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%
  3. 残り1周
  4. 山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%

 

注目のライダーは

  • UAE Team Emirates  ヤン・クリステン、アレッサンドロ・コーヴィ、ディエゴ・ウリッシ、アントニオ・モルガド
  • Astana Qazaqstan Team ダヴィデ・バッレリーニ、アレクセイ・ルツェンコ、クリスティアン・スカローニ
  • Cofidis シモン・ゲシュケ、バンジャマン・トマ、ステファノ・オルダーニ
  • EF Education-EasyPost サイモン・カー、エスデバン・チャベス、留目 夕陽
  • Arkéa – B&B Hotels ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ
  • Movistar Team ダヴィデ・フォルモロ、イバン・ソーサ、ハビエル・ロモ
  • Team Jayco AlUla 
  • Red Bull-BORA-hansgrohe エマヌエル・ブッフマン
  • Q36.5 Pro Cycling Team ダビ・デラクラス、カールフレドリク・ハーゲン
  • TotalEnergies ステフ・クラス、ピエール・ラトゥール
  • Tudor Pro Cycling Team マイケル・ストーラー
  • VF Group – Bardiani CSF – Faizanè ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ

 

6人の逃げ

残り169kmから6人の逃げ。

  1.  ヨハン・ミーンズ (Bingoal WB)
  2.  マッテオ・バディラッティ (Q36.5 Pro Cycling Team)
  3.  Geleijn Owen (TDT – Unibet Cycling Team)
  4.  Spreafico Matteo (Mg.K Vis – Colors for Peace)
  5.  Sergiampietri Andrea (Team Technipes #inEmiliaRomagna)
  6.  Ginestra Lorenzo (Work Service – Vitalcare – Dynatek)

 

残り70km。1回目のモンテセッラを越えて先頭は捕まる。カウンターアタックで11人が逃げる。

  1.  シェード・バックス (UAE Team Emirates)
  2.  ディエゴ・ウリッシ (UAE Team Emirates)
  3.  Fayolle Jean-Loup (Arkéa – B&B Hotels)
  4.  ダビ・デラクラス (Q36.5 Pro Cycling Team)
  5.  バンジャマン・トマ (Cofidis)
  6.  エスデバン・チャベス (EF Education – EasyPost)
  7.  エマヌエル・ブッフマン(Red Bull – BORA – hansgrohe)
  8.  Díaz José Manuel (Burgos – BH)
  9.  Arriola-Bengoa Julen (Caja Rural – Seguros RGA)
  10.  Calzoni Walter (Q36.5 Pro Cycling Team)
  11.  Paige Charles (TDT – Unibet Cycling Team)

 

残り44kmで先頭は16人に。2回目のモンテセッラで絞られそうだ。

 

山岳ポイント モンテセッラ 11.2km・7%

登りで、VF Group – Bardiani CSF – Faizanèのドメニコ・ポッツォヴィーヴォやTudor Pro Cycling Teamのマイケル・ストーラーが先頭に。

 

追走はUAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシが引いている。集団と言っても10人程度しかいない。

 

9秒差で後ろが見えている。

 

先頭からTotalEnergiesのジョーダン・ジェガットがアタック。ドメニコ・ポッツォヴィーヴォが反応。

 

今度はマイケル・ストーラーがアタック。

 

またもドメニコ・ポッツォヴィーヴォが張り付く。

 

3人に絞られるか。3番手はArkéa – B&B Hotelsのクレモン・シャンプッサン。

 

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォが切れた。先頭は2人に。

  1. クレモン・シャンプッサン(Arkéa – B&B Hotels)
  2. マイケル・ストーラー (Tudor Pro Cycling Team)

 

クレモン・シャンプッサン先頭で最後の山岳ポイントをクリアー。

 

3番手はドメニコ・ポッツォヴィーヴォ。

 

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、下りで追走に追い付かれる。

 

残り11.9km。先頭二人は後続を39秒引き離している。

 

追走の人数はかなりいるのだけど、全く追いつく気配がない。

 

残り2.5km。追走は25秒差。これは~。

 

追走は4人まで減っている。

  1. ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
  2. ジョーダン・ジェガット TotalEnergies
  3. ベン・ツボィホフ Red Bull-BORA-hansgrohe
  4. マルコ・ブレンナー Tudor Pro Cycling Team

 

残り2.1kmで26秒差。もう追いつかれない。

 

第3集団も後ろに見えている。

 

残り1.5km。ドイツ王者のマルコ・ブレンナーが、追走の邪魔をしてマイケル・ストーラーを助けている。

 

残り1.3km。二人のスプリントとなる。

 

残り1.1kmから、ずっとマイケル・ストーラーが先頭。

 

さあ、ゴールエリアに。マイケル・ストーラーは、不利だ。ずっと前を引いている。

 

さあ、スプリント開始。

 

クレモン・シャンプッサンが前に出る。

 

マイケル・ストーラーはまくれない。

 

クレモン・シャンプッサンが、そのままゴール!

これはクライマーのマイケル・ストーラーはかなわない。クレモン・シャンプッサンは、今シーズンの初勝利。アークティック・レース・オブ・ノルウェーでは総合2位となり、調子は良かった。キャリア3勝目の勝利だ。

Arkéa – B&B Hotelsは、今シーズンの8勝目。UCIポイントランキングでは19位とワールドチームから脱落の可能性がある。貴重な勝利だ。

 

リザルト

 

クレモン・シャンプッサンのコメント(チーム公式サイトより)

個人的な観点から、ジロ・デッラ・トスカーナで優勝できたことを嬉しく思う。ツール・ド・フランスとアークティック・レース・オブ・ノルウェー以来、ブルターニュ・クラシックにしか出場していなかったからだ。

ブルターニュ・クラシックの後、自主トレーニングをたくさん行ったが、イタリアに来たときは当然ながら未知の部分もあった。この成功で、その努力が報われた。

ジロ・デッラ・トスカーナは私が好きなレースだ。赤字に陥りすぎないように、レースと登りをうまく管理した。優勝できて嬉しい。

マイケル・ストーラーと私は最後の25キロでうまく連携し、追ってくる集団を抑えることができ、最終的に勝利は彼と私のスプリントにかかっていた。

スプリントはフレッシュさが重要だった。私は彼を投げ飛ばさず、相手の後ろに留まり、150m地点で全力疾走を開始したが、結局、2人の中では私の方が「元気」だったことが判明した。

この勝利は、2位が続いた後の私にとっては素晴らしい個人的成果だ。だが、シーズン末のイタリアのセミクラシックに参加したArkéa – B&B Hotelsのチームメイト全員の助けを借りて達成できた集団的勝利でもある。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 CHAMPOUSSIN Clément
Arkéa – B&B Hotels 125 4:23:40
2
 STORER Michael
Tudor Pro Cycling Team 85 ,,
3
 JEGAT Jordan
TotalEnergies 70 0:17
4
 BRENNER Marco
Tudor Pro Cycling Team 60 ,,
5
 ZWIEHOFF Ben
Red Bull – BORA – hansgrohe 50 ,,
6
 POZZOVIVO Domenico
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 40 ,,
7
 ROMO Javier
Movistar Team 35 0:26
8
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates 30 ,,
9
 HERMANS Ben
Cofidis 25 0:30
10
 DE TIER Floris
Bingoal WB 20 ,,
11
 PEÑA Jesús David
Team Jayco AlUla 15 ,,
12
 ZERAY Nahom
Q36.5 Pro Cycling Team 10 ,,
13
 CONTI Valerio
Team Corratec – Vini Fantini 5 0:32
14
 CRAS Steff
TotalEnergies 5 ,,
15
 STEINHAUSER Georg
EF Education – EasyPost 5 ,,
16
 CHAVES Esteban
EF Education – EasyPost 3 ,,
17
 PIGANZOLI Davide
Team Polti Kometa 3 0:34
18
 FABBRO Matteo
Team Polti Kometa 3 0:37
19
 BALMER Alexandre
Team Corratec – Vini Fantini 3 1:57
20
 BARCELÓ Fernando
Caja Rural – Seguros RGA 3 1:59
21
 CONCA Filippo
Q36.5 Pro Cycling Team 3 ,,
22
 RETEGI Mikel
Equipo Kern Pharma 3 ,,
23
 CHRISTOPHERSEN Cedrik Bakke
TDT – Unibet Cycling Team 3 ,,
24
 GARIBBO Nicolò
Team Technipes #inEmiliaRomagna 3 ,,
25
 HAGEN Carl Fredrik
Q36.5 Pro Cycling Team 3 ,,
26
 BAIS Mattia
Team Polti Kometa   ,,
27
 HUYET Baptiste
TDT – Unibet Cycling Team   ,,
28
 FORMOLO Davide
Movistar Team   ,,
29
 ZAPATA Mauricio
Petrolike   ,,
30
 PALZER Anton
Red Bull – BORA – hansgrohe   ,,

 

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