INEOS Grenadiersは、2010年代にはグランドツアーを支配していた。だが、現在は、UAE Team Emirates、Team Visma | Lease a Bikeに抜かれたのは確かなことだ。
それは勝利数にも表れており、今シーズン14勝しかしていない。タデイ・ポガチャルなど一人で21勝もしているに。
INEOS Grenadiersでは、世代交代がうまくいっておらず、次の世代のライダーを獲得しないといけない。
だが、最近、18歳のパブロ・トーレスの獲得に失敗している。
パブロ・トーレス
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パブロ・トーレスは、若手の登竜門とも言われているツール・ド・ラブニールで総合2位となっている。Avenir とは「将来・未来」の意味がある。
驚くべきは、最終ステージの独走だ。総合優勝したIsrael – Premier Techのジョセフ・ブラックモアに3分43秒もの大差をつけたのだ。
あと12秒でプロで4勝しているジョセフ・ブラックモアを抜くところだった。
彼の才能は、このスポーツに目を向けている人なら誰もが認めるところだ。現在、18歳のパブロ・トーレスは、UAE Team Emiratesの開発チームUAE Team Emirates Gen Zに所属している。
2025年の契約は決まっていないので、 INEOS Grenadiersはこの若手選手と契約しようと努力したが、この努力は成功しなかったようだ。
間違いなく、巨額オファーだったはず。だが、チームの現在の状況を考えると、パブロ・トーレスは、UAE Team Emiratesのワールドチームに昇格する道を選んだようだ。
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