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2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ エンリク・マスは敗北を認める

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com
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Movistar Teamのエース、エンリク・マスは、ブエルタの総合優勝を何度も争ってきた。

とくに、プリモッシュ・ログリッチとの戦いはし烈だった。2021年、2022年と連続してプリモッシュ・ログリッチの後塵を拝している。

今シーズンのエンリク・マスは、勝利こそないがブエルタに合わせるように調子をあげてきた。

だが、最後の山岳ステージで2位入りながらも、ログリッチには勝てなかった。

 

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プリモッシュ・ログリッチの総合優勝を認める

 

エンリク・マスは、とにかくブエルタでは攻めた。第4ステージでプリモッシュ・ログリッチと同タイムゴールを果たしてから総合4位に。

第8ステージでもプリモッシュ・ログリッチに次いで2位。とにかく攻め続けている。時には、最後に失速して抜かれることもあったけれど、熱い走りをみせてくれた。

第20ステージでは、ベン・オコナーとのタイム差を縮めて逆転を狙った。

だが、ベン・オコナーとは7秒のタイム短縮とはなかったけれど、プリモッシュ・ログリッチとは3秒縮めただけだった。今年もプリモッシュ・ログリッチを倒すことはできなかった。

 

エンリク・マスのコメント

これが現状であり、これ以上求めることはできない。ステージ全体が本当に速かった。もっとオコナーをリードしたかったけど、そうはならなかったし、ステージ優勝も逃した。正直、全然うれしくないよ。

 

マドリードまでの24kmのタイムトライアルで最終順位が決まる。オコナーから9秒遅れの3位。4位リチャル・カラパスとの差は49秒ですが、これについては?

我々は楽観的になり、良いタイムを出せると考えなければならない。みんなの力とスペイン大統領(ペドロ・サンチェス・ペレス=カステホン)の力があれば、きっとうまくいくだろう。

表彰台は美しい。 9秒差を消して、もう一つ順位を上げることができればいいね。

我々は勝ちに来たが、ログリッチから2分を奪うのは非常に難しい。

 

それでも、ここまで攻めてチャレンジしたエンリク・マスは素晴らしい。さて、最後の個人タイムトライヤルでどうなるか。総合2位か3位かの差は大きい。

 

リチャル・カラパス 総合争いに戻ってきた

 

リチャル・カラパスは、2019 ジロ・デ・イタリア総合優勝、2022 ジロ・デ・イタリア総合2位以来の表彰台を狙っていた。

EF Education-EasyPostとしては、表彰台の獲得は目標だったはず。だが、第6ステージでベン・オコナーが獲得したタイム差はあまりにも大きかった。

 

リチャル・カラパスのコメント

今日はとにかく感動している。この最後の登りで最高のクライマーたちと競い合えるという事実が、僕に何かを与えてくれるんだ。

この数年間は、あまり成績が良くなかったけれど、このブエルタでは、再びクラス分けライダーとしての自分を見つけることができた。

それは僕にとってとても重要なことなんだ。僕はまた戻ってきた。そのために懸命に働いたし、叶えたい夢もたくさんある。今、私は本当に幸せだと感じている。

Soudal – Quick Stepのおかげで、今日も信じられないほどハードな1日だった。最後はみんな壊れてしまった。僕も頑張ったけど、自分のペースで走るしかなかった。それ以上はなかった。

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