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2024 パリオリンピック個人TT フィリッポ・ガンナは落車を逃れ、4度落車の選手も

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Photo credit: sushiraider on Visualhunt
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パリオリンピック個人タイムトライヤルは生憎の雨のスタート。

とくに、女子選手の時にはかなりの雨に。そのため多くのライダーがカーブで落車し、涙を飲むことに。

男子でも、2番手出走のヤン・トラトニクが落車。そして、フィリッポ・ガンナも大落車となる所だった。

 

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フィリッポ・ガンナ

 

見ていた、こちらが声が出るほど。当のフィリッポ・ガンナも何故、ハンドルを取られたのかわからないというほど。

滑った時点で、タイムトライヤルポジションをとっており、立て直すのは難しいと思われた。だが、フィリッポ・ガンナは身体をよじってフェンスに激突するのを防いでいる。

トラック競技もしているフィリッポ・ガンナならではの身のこなしだ。これで落車していたら、メダル獲得はなかった。

 

テイラー・ニブ 米国

 

米国のテイラー・ニブは4回落車。上記の動画ではサポートもずっこけるほどの路面の滑りやすさ。

テイラー・ニブは、2022年と2023年の女子アイアンマン70.3世界チャンピオン。

東京オリンピックでは、トライアスロンで16位。トライアスロン混合リレーイベントで銀メダルを獲得している。

2023年にはTrek-Segafredoと契約していた。

 

テイラー・ニブのコメント

おそらく競技者の中で自転車の扱いが最も下手(笑)。 最初の3分の1は素晴らしかった。真ん中の3分の1ですべてがうまくいかなくなった。

そして3分の1は、何よりも生き延びることに集中した。私は完全に目が見えず、最初の3分の1でガーミンが落ちた。私は『さあ、行くぞ!』という感じだった。

1回目は、ロータリーを回って、立ち上がって、すぐにバイクに乗りました。クラッシュは1回か2回でしょうか。カーブを曲がって、4回目に転倒したと思う。

その後、バイクを乗り換えた。最初の事故では、左のブレーキが効かなくなり、後輪ブレーキもほとんど効かなくなってしまった。

コーチちは『テイラー、コーナーをあまり速く曲がろうとすると転倒するよ。そうすると当然、スピードが落ちてしまうからね』と言っていた。

私は彼のアドバイスにあまり従わなかった(笑)。

 

彼女のほかにも、メダル候補だったベルギーのロッテ・コペッキーも落車。路面は悪いは、滑りやすいはで大変なコースだった。

あとは、ロードレースで雨が降らないと良いのだけれど。

 

 

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