2024ティレーノ〜アドリアティコに出場していたUno-X Mobilityのマグナス・コルトニールセン。
今シーズン、EF Education-EasyPostからUno-X Mobilityに移籍しており、アレクサンダー・クリストフと並んでチームの大黒柱となっている。
しかし、パリ~ニースもティレーノ〜アドリアティコも雨で落車が多発。マグナス・コルトニールセンも第6ステージで落車してリタイヤ。
親指の骨折をしてしまった。
骨折はしたけど、その先には
Unfortunately, @MagnusCort had to withdraw from @TirrenAdriatico following a crash in today’s stage. He has suffered a fracture at the bottom of his thumb. We wish Magnus a speedy and full recovery.#development
📷: @visualsofharry pic.twitter.com/VJxiQ9Jq8t
— Uno-X Mobility Cycling (@UnoXteam) March 9, 2024
マグナス・コルトニールセンは、前日の第5ステージでは113kmの逃げに乗っていた。
そして、第6ステージでは残り72kmで落車。
残り72kmでの落車では4人がリタイヤ。
- ヨルディ・ワルロップ (Soudal – Quick Step)
- マグナス・コルトニールセン (Uno-X Mobility) 親指骨折
- ファウスト・マスナダ (Soudal – Quick Step)
- マックス・プール (Team dsm-firmenich PostNL) 肘の骨折
救急車に運ばれるマックス・プールの後ろにUno-X Mobilityのサポートカーが見える。
マグナス・コルトニールセンは、facebookで以下のように投稿。
「練習、練習、練習。
幸い、親指の骨折以外にケガはない。手術が必要になるかどうかはまだわからないが、ともかく休養は必要だろう。だから今年のミラノ〜サンレモはない。
2022年はティレーノ〜アドリアティコで鎖骨を骨折し、とにかくいいシーズンだったので……。」
マグナス・コルトニールセンが言いたいのは、2022年はティレーノ〜アドリアティコで骨折したけど、2022ツール・ド・フランスでは、初日から11連続山岳ポイント獲得記録を更新したのだ。
さらに、第10ステージではステージ優勝している。これと同じにように良いことが起こらないかと思っている。
マグナス・コルトニールセンは、ミラノ~サンレモには出れず、4月10日のブラバンツ・パイルが復帰レースとなりそう。その後、アルデンヌクラシック3戦を走り、ツール・ド・フランスへと向かう。
Uno-X Mobilityにとっては、大きな痛手だ。まだ、チームアラウルツアー第2ステージでソーレン・ヴァーレンショルトが勝利しているだけだ。
チームは、マグナス・コルトニールセンに勝利を期待しているだろう。
なお、ティレーノ〜アドリアティコ最終ステージで落車したEF Education-EasyPostのリチャル・カラパスに骨折はなし。
パリ~ニースで落車リタイヤした、Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴも大きなケガはない。
雨にたたられた、パリ~ニースとティレーノ〜アドリアティコだった。
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