Bianchiから妥協を許さないSpecialissima Reparto Corse　エアロと軽量化で6.6kgを達成

2023.09.162024.01.20

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Bianchiは、3つの異なるフレームセットで更新されたSpecialissimaオールラウンドレースバイクをリリースした。

Bianchiは、「なぜライトもエアロにできないのか」という疑問を提起して設計している。これには、プロライダーからのフィードバックの要求も入っている。

新しいデザインは以前よりもエアロ効果が大幅に向上しており、主力のSpecialissima Reparto Corse完成バイクの重量はわずか 6.6kg (55cm) であると主張している。

Specialissima Reparto Corse

こちらはプロモーションビデオ

Specialissimaは上り坂でその真価を発揮するように設計されている。しかし、Specialissimの空力向上により、平坦な区間でもワット数を節約できると述べている。

Bianchiはこれについて以下のように説明している。

このプロジェクトの目標は、重量と応答性を犠牲にすることなく空力性能を向上させ、さらにそれほど厳しくない坂道でも競争力を提供することだった。

以前のSpecialissimaと比較して、新しいバージョンは、6%の登りで200wを出力するアスリートに、10kmで8.7秒のアドバンテージをもたらすと述べている。

また、平坦な道路では、10kmで31.19秒のタイム短縮(200w出力)になると言う。

世界最強のクライマー、つまり6%の登りで時速 30km/hに到達できるクライマーにとって、新しいSpecialissimaは驚くべきことに3.6wのパワーを節約する。

これは、Oltre RCの開発から教訓を得たと述べている。

フォークとヘッドチューブの間の接合部は重要な焦点であり、フォークは効果的にフレームに統合され、抵抗が最小限に抑えられている。

Specialissimaの新しいフォークの彫刻されたブレードも、Oltreからインスピレーションを得ている。

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ヘッドチューブはフォーククラウンを超えて前方に押し出されており、チューブの剛性を維持しながら空力特性を向上させることができる。

Bianchiはこれを、ヘッドチューブの両側の空気を切り裂く「エアロスレッドを備えたフロントビーク」と表現している。

軽量化のために、薄いチェーンステイと、極細のシートステイを使用し、後部から前部に材料を再配置している。前部でエアロ、後部では軽量化を目指している訳だ。

Specialissima RC ではさらに40gを節約するためにミニマリスト仕上げを採用している。

Bianchiは、フルカーボン一体型ハンドルバー (リーチ 73mm、ドロップ 125mm、フレア 2°) が全体的なパフォーマンスにとって重要であると述べている。

重量は330g (110mm x 380mm オプションの場合) で、Acrosの内部ケーブル配線と互換性がある。

Pro モデルと Compモデルには Specialissima RC ハンドルバーはないが、将来アップグレードしたい場合には互換性がある。

Specialissima RC には、最大32mm のタイヤに対応する33mm チューブレスレディリムを備えた Bianchi Reparto Corse ホイールと Ceramitech ハブが装備されている。

ホイールセットの重量は1,380g。

最高級のRCモデルと同様に、Specialissima ProとSpecialissima Compも提供されている。

RC モデルと Pro モデルは両方とも、HM (高弾性率) と呼ばれるカーボンを使用しているが、Comp にはその指定がない。

Proフレームは、Bianchi の CV (CounterVail) テクノロジーを搭載した唯一のフレームで、振動を軽減してさらに快適になるように設計されている。

重量については以下の通り。

公式サイトでは、更に詳しく解説されている。