KR1はエリア・ヴィヴィアーニが使用したことで有名になり、イタリアナショナルチャンピオンの勝利に向けて重要な役目を果たした。
KR1のサイクリングシューズは技術的に進歩した製品であるというメリットを持っている。
特徴は、ニット素材を使用した3Dメッシュ構造のアッパーで、柔らかなフィット感とペダリングパワーの逃げないホールド感にある。
DMT KR1
このシューズを履いている間は、縫い目を忘れて、圧力ポイントを忘れることが出来る。
それを可能にしているのはニット素材。最近の高級シューズで使われている。
実際に靴下と同じようなフィット感を持ったシューズとなっており、このコンセプトと3D Knitテクノロジーのおかげで、足を正しく支える3Dメッシュが生まれた。
快適さと換気。DMTの特徴である袋縫い製法を採用。アッパー素材を靴底で縫う製法で足を包み込むような柔らかい履き心地を実現している。
靴の内側には、Boa®ローターを固定するのに非常に薄い穴の開いた極細繊維層、パディングの軽い層、そしてかかとの動きを避けるためにシリコンポイントが貼られている箇所がある。
足底の先端には、強化プラスチックプレートが入っており、剛性を高める工夫がされている。
ソールはUDFAW 150カーボンで作られていて、剛性指数は15。
DMTは、手足の解剖学的構造を最大限に尊重し、アーチをしっかりと支え、ペダルを押す段階で絶対的な利点を提供するという点で、非常に優れている。
先端には空気取り入れ口があり、靴の中の換気を供給する利点を持ち、換気は常に3D Knitアッパーのおかげで優れている。
単一のBoa®IP1ローターは、均一なクロージャーを保証する。これは、ケーブルの正しい配線だけでなく、アッパーの構造に組み込まれたしっかりとしたワイヤーによって可能になっている。
アッパーは信じられないほど軽量で包み込まれているが、ソールは剛性が高く、適切に成型されているので、ペダリングで最大限の推力が得られる。
3Dニットは革新的なコーティングを形作るという大きなメリットがあるが、このように形作られたソールはアーチを強力に支える。
外側のアッパーは先端部分とヒール部分を防水し、着色することを可能にする素材で覆われている。一方、ラバーヒールは徒歩での短い走行時の安定性を保証する。
DMT KR1のメリットの一つは換気。最も暑い時に威力を発揮。気温の上昇とともに、それが感じられる。
KR1の開発には、イタリアチャンピオンのエリア・ヴィヴィアーニが関わっている。彼のスプリントを見ると、このシューズの品質の高さが伺える。
KR1は2色。ヴィヴァーニはオレンジを使用。
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