ツール・ド・ロマンディのプロローグでIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのルイ・コスタがスタートからアウターチェーンリングが外れるという事件があった。
この原因がようやくわかっている。
ボルトが原因
ルイ・コスタは、2013世界ロード王者。このロマンディでもチームの期待を背負ってスタートしようとしたのだけど。
最初の一踏みでアウターチェーンリングが外れている。
この時、ルイ・コスタは4つのチェーンリングボルト4本を全て引きちぎった。なんというパワーなんだろうか。
これについて、Rotorが原因について答えを出している。原因は、ダブルチェーンリングの標準と比較して、誤って短いシングルシットチェーンリングボルトを使っていたためだと。
メカニックによるヒューマンエラーが原因だった。
Rotroから提供された画像によると、シングルチェーンセットとダブルチェーンセットのボルトの長さが違うことがわかる。
ルイ・コスタのバイクではダブルチェーンリングだったけれど、シングル用の短いボルトが使われていたということだ。
Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxは、チェーンリングにRotorを使っているのでメカニックがボルトを間違えたというのが真相のようだ。
私も掃除のためにチェーンリングを外すことがあるけど、ボルトの長さまで気にしてなかった。まあ、最初からダブルチェーンリング用のボルトが付いているので間違えようもないのだけど。
ネジ込みの部分が少なかったので、ルイ・コスタの力に耐えきれなかったということだろうけど、そんなに力が加わるものなんですね。
ただ、可哀そうなのはルイ・コスタ。膝を痛めて第1ステージ途中でリタイヤしてしまった。
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