ジュリアン・ アラフィリプは、水曜日のイツリア・バスクカントリーの第3ステージで落車。
そこまで総合2位につけていたのに、なんと~総合77位に落ちてしまいました。
ここまで、今シーズンすでに8勝をあげているアラフィリップですが、ケガの様子はどうなんでしょうか?
第2ステージでは優勝!
日本では、バスク1周とも呼ばれているスペインのバスク地方で行われるワールドツアーレース。
- 第1ステージ スマラガ~スマラガ 11.3km(ITT)
- 第2ステージ スマラガ〜ゴライス 149.5㎞(丘陵)
- 第3ステージ サリグレン〜エスティバリ 191.4㎞(丘陵)
- 第4ステージ ビトリア=ガステイス〜アリゴリアガ 164.1㎞(丘陵)
- 第5ステージ アリゴリアガ~アラテ 149.8km(山岳)
- 第6ステージ エイバル~エイバル 118.2km(山岳)
第2ステージのスマラガ〜ゴライス 149.5㎞。このレースでは、周りの様子を見ながらゴールスプリント。
アラフィリップは、いつもゴール前には周りを見ながら、誰かが掛けたら余裕でまくっていくという。メチャクチャ力のありそうな勝ち方しますもんね。
ここまでは、調子良かったのですけどねえ~。
問題の第3ステージ
第3ステージのゴール手前6kmで落車。またも高速60キロでの落車だったみたいです。
- ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド、チームスカイ)
- エンリク・マス(スペイン、ドゥクーニンク・クイックステップ)
- ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
- アダム・ハンセン(オーストラリア、ロット・スーダル)
- ヨナタン・カストロビエホ(スペイン、チームスカイ)
と、いった有名どころがこけてしまいました。
「それほどケガはひどくないんだけれどもねえ~。まあ、痛いし、擦り傷があるからね。チームのドクターに一晩見て貰うよ」
と、アラフィリップはチームが発表した声明の中で述べた。
「本当に何が起こったのかわからなかった。ちょうど、私の目の前で接触があったんだ。次の瞬間にはもう地面にいたんだよ。
こんなに高速でクラッシだュするのはキャリアの中で初めてさ。とりあえずゴールできたので良かった。今できることは、状況がどのように変化し、朝どのように感じられるかを見るだけだね」
と語った。
アラフィリップとチームメイトのエンリク・マスも落車。
Hay que apretar los dientes un poquito más hoy en @ehitzulia. Tengo golpes pero estoy bien / I have to greet my teeth a little bit more today in @ehitzulia. I have some bruises but I’m OK @deceuninck_qst pic.twitter.com/iLYjJYVn1m
— Enric Mas Nicolau (@EnricMasNicolau) 2019年4月11日
エンリク・マスは、すばやくリマウントすることができましたが、トップから遅れること1:40。
一方、アラフィリップ12:24遅れで77位。エンリク・マスの順位もトップから2:21遅れて7位から34位に落ちました。
Decuninck-Quick StepディレクターのKlaas Lodewyckは、アラフィリップについては大事をとってレースから去ることを決めました。
アルデレンヌクラシックに向けて回復を優先させるようです。
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