2022 ツール・ド・ランカウェイ第3ステージ クイーンステージで総合トップとなったのは?

ツール・ド・ランカウェイの第2ステージはゴールして5時間してからステージ優勝したフアン・モラノの失格が発表された。ちょっと遅くない?

 

第3ステージがスタートしても、まだUAE Team Emiratesの公式サイトではフアン・モラノの喜びのコメントが載っているほど。

さて、ランカウェイの第3ステージはお馴染みのゲンティンハイランドに登るクイーンステージ。総合の行方を方向ずけるステージとなる。

 

第3ステージ　プルタジャヤ～ゲンティンハイランド　123.7km

 

ゴールとなるゲンティンハイランドは、マレーシアのクアラルンプールから東へ約1時間、パハン州にある標高約1,700mの高原リゾート地。

マレーシアのラスベガスとしても知られているため、国内で合法的にギャンブルができる唯一の場所でもある。

ゲンティンハイランドの登りは2段階に分れていて、合計20km以上の長い上り坂。最後まで集団という訳には決していかない決戦の地だ。

 

1. スプリントポイント Semenyih
2. 2級山岳　ブキット ハントゥ   6.4km・1.0%
3. 2級山岳　ルック アウト ポイント    4.1km・4.2%
4. スプリントポイント　Ampang Jaya
5. スプリントポイント　Taman Melati
6. 超級山岳　ゴートン ジャヤ　13.7km・5.9%
7. 超級山岳　ゲンティンハイランド  8.6km・8.5%
   

 

4人の逃げ

5人の逃げから4人の逃げに。

1. 83.エドゥアルド・グロス(Drone Hopper – Androni Giocattoli)
2. 106.MOHD ZARIFF Muhammad Nur Aiman(Terengganu Polygon Cycling Team)
3. 133.カーター・ベトルス(ARA Pro Racing Sunshine Coast)
4. 135.RICHARDS Kane(ARA Pro Racing Sunshine Coast)

 

超級山岳　ゴートン ジャヤ　13.7km・5.9%

放送は残り17kmから。EF Education-EasyPostのディエゴ・アンドレス・カマルゴが集団からアタックをかけて逃げ集団を追っている所から。

 

こちらは先頭を走るライダー。

1.  133.カーター・ベトルス(ARA Pro Racing Sunshine Coast)

 

ディエゴ・アンドレス・カマルゴは逃げていたDrone Hopper – Androni Giocattoliのエドゥアルド・グロスを抜いていく。

 

さらに、一人に追いつく。

 

ディエゴ・アンドレス・カマルゴは、すぐにパス。単独2位に。

 

タイム差は3分20秒。今回ディエゴ・アンドレス・カマルゴはエースナンバー。ヒュー・カーシーとエスデバン・チャベスは後ろにいる。

 

先頭のカーター・ベトルスはかなり疲れてきているみたい。

 

ディエゴ・アンドレス・カマルゴが集団に捕まり、ヒュー・カーシーがアタック。

 

これにイバン・ソーサが追走。

 

追走は3人となった。

1. ヒュー・カーシー　EF Education-EasyPost
2. イバン・ソーサ　Movistar Team
3. アンドレイ・ツェイツ　Astana Qazaqstan Team

 

先頭は2分22秒差に。

 

ヒュー・カーシーのグループの後ろに、11人の追走がいる。

 

超級山岳　ゲンティンハイランド  8.6km・8.5%

タイム差は、2分15秒と出ているけど、あまり当てにならない。

 

残り7kmで先頭を一気にパス。ここからスコールに。

 

残り6kmで、凄い雨に。これはまた中継カメラが止まりそう。

 

ようやく追走がカメラに登場。追走は11人。

1. ジョージ・ベネット　UAE Team Emirates
2. ルーベン・フェルナンデス　Cofidis
3. エイネルアウグスト・ルビオ　Movistar Team
4. ディエゴ・アンドレス・カマルゴ　EF Education-EasyPost
5. エスデバン・チャベス　EF Education-EasyPost
6. エドゥアルド・セプルベタ　Drone Hopper – Androni Giocattoli
7. 二クラス・エイ　Uno-X Pro Cycling Team
8. トースタイン・トレーエン　Uno-X Pro Cycling Team
9. SAINBAYAR Jambaljamts(Terengganu Polygon Cycling Team)
10. MAIN Kent(ProTouch)
11. DE ROSSI Lucas(China Glory Continental Cycling Team)

 

Astana Qazaqstan Teamのアンドレイ・ツェイツが切れて先頭は二人に。もう見えない!

 

残り5kmでタイム差は3分15秒に。二人の戦いとなるのか。まだ距離はあるけど気象条件が良くない。

 

追走はUAE Team Emiratesのジョージ・ベネットが引きだした。

 

追走からMovistar Teamのエイネルアウグスト・ルビオが抜け出した。

 

エイネルアウグスト・ルビオは3番手のAstana Qazaqstan Teamのアンドレイ・ツェイツに追いつく。

 

後ろからエスデバン・チャベスも追いつく。

 

Astana Qazaqstan Teamのアンドレイ・ツェイツは切れてしまう。

 

先頭は大雨でカメラの映像が入らない。追走の二人が映されるばかりだ。

 

追走は3人に。

1. エイネルアウグスト・ルビオ　Movistar Team
2. エスデバン・チャベス　EF Education-EasyPost
3. トースタイン・トレーエン　Uno-X Pro Cycling Team

 

Uno-X Pro Cycling Teamのトースタイン・トレーエンが前に。

 

先頭はヒュー・カーシーが切れている。イバン・ソーサが前だ。

 

イバン・ソーサが単独トップ。

 

残り1kmからいきなり残り300mに。

 

ヒュー・カーシーの姿は豆粒にしか見えない。

 

イバン・ソーサが、ゴールラインを越えた時には、携帯を構える人だらけで全く映らず。かすかに見えるくらい。

 

ゴールシーンのカメラ映像は欲しいところ。イバン・ソーサは、INEOS GrenadiersからMovistar Teamに移籍して3勝目となった。

当然、総合トップにたつことに。

 

EF Education-EasyPostのヒュー・カーシーは、19秒遅れでゴール。総合では27秒差でイバン・ソーサを追うことになる。

 

UAE Team Emiratesのジョージ・ベネットはステージ10位に。大雨のレースでは調子が出なかったのだろうか。

 

リザルト

第3ステージ　リザルト

イバン・ソーサのコメント

上り坂の最初の部分でEF Education-EasyPostのディエゴ・カマルゴが攻撃していたので、とても戦術的な登りだった。

私達は、非常に注意深く、チームとしてまとまって走ったと思う。ヒュー・カーシーは2番目の上り坂でカマルゴを捕まると加速した。彼のホイールに乗った。彼と一緒にアンドレイ・ツェイツを追い落とし、最後の1kmまで一緒に協力した。

そこで少し加速し、一人で走りだし、勝利をおさめることが出来た。この気持ちでシーズンを終えることが出来てとても幸せだ。長くて複雑なレースになるだろうけど、ジャージを守るために最後まで戦うとは思えない。

EF Education-EasyPostは、私たちにとって簡単なものではないと思っている。ここ最近のマレーシアでのパフォーマンスについて神とチームに感謝する。

総合

ポイント賞

山岳賞