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タデイ・ポガチャルは第5ステージの石畳を楽しみにしていると 攻撃するのか?

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Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt
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通常の総合系ライダーは、グラベルロードや石畳のレースを敬遠する。

ケガのリスクがあるし、得意でないライダーもいるだろう。だが、ツール3連覇を狙うタデイ・ポガチャルはそんなことはないようだ。

今年のストラーデビアンケで独走勝利したように、石畳のステージでもライバルに差をつけるかもしれない。

 

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何も恐れない

 

ツール・ド・フランスは第5ステージで2018年以来初めてパヴェを訪れ、約20kmの荒れた石畳が選手たちに立ちはだかる。

一部の選手の総合優勝への望みを絶つ可能性も十分にあるステージだが、タデイ・ポガチャルは怯えることなく見ている。

ポガチャルは今年、ロンド・ファン・フラーンデレンで石畳を走り、4位入賞を果たしたことでその実力はすでに証明済み。

 

ポガチャルは記者会見で以下のように語る。

本当に、本当に強いチームだと思うし、心配する必要はない。自分たちを信頼しているし、僕も彼らを信頼しているので、とても楽しみだ。

トリッキーな第1週だ。平坦な部分が多く、横風や石畳、橋の可能性もあるが、チームとして団結力が強いので、攻撃的になったり防御的になったりする必要はない。

自分たちのことは自分たちでやるし、前に出てポジション争いなどもするし、そのための準備はできていると思う。心配する必要はない。

 

だが、クラシックスペシャリストのマッテオ・トレンティンがコロナ陽性でマルク・ヒルシにチェンジしている。

これについては。

マッティオを失ったのは不運だったが、彼は前夜遅くに到着し、どのライダーとも密接に連絡を取り合っていなかった。

だから、彼が前夜に我々と夕食を共にしなかったことは、実は幸運だったと言えるかもしれない。

彼は僕らと接触しなかったんだ。マルク・ヒルシは今来ているし、彼が良い形でチームをサポートしてくれると確信している。

 

石畳では、マチュー・ファンデルプールが攻撃するのは目に見えている。これにタデイ・ポガチャルも追随するのか注目だ。

 

3連覇となると歴史を作る

 

ポガチャルは、2020年のサプライズ勝利、2021年の圧勝に続き、2度のディフェンディングチャンピオンとして今年のツール・ド・フランスに臨む。

もし、再び優勝することができれば、1993年のミミゲル・インドゥライン3連覇、2015年からクリス・フルームが3連覇を達成して以来のこと。

そして史上7人目の3連覇を達成することになる。

 

また、23歳という年齢は、史上最年少の記録となる。だが、ポガチャルの興味は、歴史に名を残すことではなく、バイクに乗る時間を楽しむことにある。

 

歴史のことはあまり考えず、ほとんど何も考えずに、ただその瞬間を楽しみ、バイクを楽しみ、世界中のバイクでレースをする。この先どうなるのか、楽しみだ。

ツールの再スタートに興奮している。

他のレースと同じように、ここでもベストを尽くしたいと思っている。そしてここは、カレンダーの中で最も大きなレースなので、スタートできること、そしてタイトル争いができることにとても満足している。

僕たちは自分たちの仕事をする。アタックやあらゆることに対応できる。やる気も十分だし、3週間を通して一緒に頑張れば大丈夫だよ。

 

記者会見でも全く気負った感じではなく、チームメイトと笑いながら会見。偉ぶることもなく、有名人となっても生活は以前と変わらない。

素朴なスロベニアの青年は、ただ楽しんで自転車でゴールを目指す。彼にとって歴史はあとから振り返るもののようだ。

コメント

  1. 駒井知希 より:

    ツール三連覇は、1993年ミゲルインドゥライン以来ではありません。
    2015.2016.2017とクリス・フルームがツール三連覇してます。
    すぐに訂正していただきたい。

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