2024 オー・グラン・カミノ第3ステージ ヨナス・ヴィンゲゴー!

第2ステージでは、ツール覇者のヨナス・ヴィンゲゴーがウィルコ・ケルデルマンのアシストから発射。見事に独走で勝利した。

最後まで、食い下がったのは INEOS Grenadiersのエガン・ベルナル。大けがからの復帰で、ついにツール覇者とタイマンで走るまで戻してきた。

これは、彼の復活を望んでいたファンには朗報だ。エガン・ベルナルは、総合でも24秒差で2位につけている。

 

第3ステージ   シンゾ・デ・リミア～リバダビア城　173.2km

 

大きな上りがなく丘陵ステージ。獲得標高は、2,318m。Team Visma | Lease a Bikeが集団コントロールして、ゴールに向かうパターンか。

 

1. 3級山岳　Alto de Estivadas 　3.7 km・4.6%
2. スプリントポイント　Verin
3. 2級山岳　Alto Albergueria  7 km・5.9%
4. 3級山岳　Alto O Castro de Beiro 　6.3 km・4.3%
5. スプリントポイント　Ourense
6. 3級山岳　Alto do Couso  4.5 km・5.7%
   
7. スプリントポイント　A Bouza

 

7人の逃げ

序盤から7人が逃げている。

1. 34 アンドレア・ピッコロ (EF Education-EasyPost)
2. 65 ジョキン・ムルギアルデー (Caja Rural – Seguros RGA)
3. 72 パブロ・カスティーリョ (Equipo Kern Pharma)
4. 83 ヴィクトル・ランゲロッティ (Burgos-BH)
5. 93 アシエル・エトセベリア(Euskaltel – Euskadi)
6. 105 ダビ・デラクラス　Q36.5 Pro Cycling Team
7. 135 Joaquim Silva (Efapel Cycling)

 

3級山岳　Alto O Castro de Beiro 　6.3 km・4.3%

集団はTeam Visma | Lease a Bikeがコントーロール。

 

EF Education-EasyPostの、アンドレア・ピッコロがポイント1位通過。

 

残り35.7kmで3分49秒差に。

 

先頭は5人となっている。

1. 34 アンドレア・ピッコロ (EF Education-EasyPost)
2. 72 パブロ・カスティーリョ (Equipo Kern Pharma)
3. 93 アシエル・エトセベリア (Euskaltel – Euskadi)
4. 105 ダビ・デラクラス　Q36.5 Pro Cycling Team
5. 135 Joaquim Silva (EFL)

 

先頭のリードは確実に削られていく。

 

3級山岳　Alto do Couso  4.5 km・5.7%

最後の上りに先頭は入っている。

 

1分54秒差で集団も上りに。

 

先頭は3人に絞られる。

1. 34 アンドレア・ピッコロ (EF Education-EasyPost)
2. 72 パブロ・カスティーリョ (Equipo Kern Pharma)
3. 93 アシエル・エトセベリア (Euskaltel – Euskadi)

 

集団はMovistar Teamが引いている。

 

あっと、ここでヨナス・ヴィンゲゴーがアタックだ!

 

これには誰もついていけない。

 

アシストを使い切っている訳でもないのだけど、これは何かのドレスリハーサルか。

 

見る見るうちに、集団が小さく見えてくる。

 

誰も追えない。残り20km以上あるのに独走をヨナス・ヴィンゲゴーは選択した。

 

先頭はEquipo Kern Pharmaのパブロ・カスティーリョ単独に。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、先頭から千切れたアンドレア・ピッコロを軽々と抜いていく。

 

スプリントポイント　A Bouza

パブロ・カスティーリョがスプリントポイントを通過。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、先頭まで15秒差に。逃げているEuskaltel – Euskadiのアシエル・エトセベリアを抜いていく。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーが、先頭を視界に入れる。

 

残り17.7kmでヨナス・ヴィンゲゴーは、パブロ・カスティーリョを捕らえた。

 

パブロ・カスティーリョは、後ろにつく。

 

集団は33秒差だ。それほど大きくは離れていない。

 

 

残り16.3km。タイム差は31秒差に。

 

パブロ・カスティーリョは、良くヨナス・ヴィンゲゴーについている。

 

しかし、パブロ・カスティーリョは、下りでヨナス・ヴィンゲゴーから離されてしまった。

 

 

残り8.5km。ヨナス・ヴィンゲゴーは、下りもぶっ飛ばしている。

 

残り5.2km。ヨナス・ヴィンゲゴーは、薄いジレも着てますね。

 

集団から INEOS Grenadiersのジョシュア・ターリングが抜け出して追っている。

 

EF Education-EasyPostは、リゴベルト・ウランだ。

 

残り3.6km。3人が追っているけど、タイム差は開いていく。

 

ジョシュア・ターリングは、集団に追い付かれそうだ。

 

これは INEOS Grenadiersのカルロス・ロドリゲスだろうか。集団から少し遅れている。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、残り1.1kmに。

 

タイム差を40秒に開いている。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーがゴールに。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、いつものポーズでゴール!

 

独走してまで、タイム差を広げる必要があったのかは定かではないけれど、総合でのタイム差を1分以上に広げ、明日の最終ステージに挑むことになる。

明日も、上りゴールなので、ヨナス・ヴィンゲゴーの単独ゴールが見られそうだ。

 

集団トップはMovistar Teamのカルロス・カナル。3位にはGroupama – FDJのクエンティン・パチャーが入っている。

 

リザルト

ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

一日で3勝できてチームにとっては良い一日だった。マリアンヌ・フォスとヤン・トラトニクが女性と男性のオムループで優勝したという事実は、とても素晴らしいことだ。

寒く始まって厳しい一日だったが、幸いなことに最後には少し暖かくなった。チームはシュート距離以内にブレイクをキープし、その後私はチャンスをつかんだ。幸いなことに最後まで持ちこたえた。

タイムトライアルに挑戦したかったと言いたいところだが、そうではなかった。できるだけ空力的に速くなりたかったので、そのように感じた。ただ、それはタイムトライアルの失敗とは何の関係もない。

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞

シアン・エイテブルックスのコメント

ヤンがこれまでのところどのように春に乗っているのか…私たちはそれを耳で聞いていたが、本当にとても楽しかった。ヤンはとてもいい人だ。チームに加わったときもすぐに受け入れてくれた。

彼は師のような存在で、まだリストに載っていなかったクラシックで優勝する資格がある。彼はとても規律正しく、とても才能があり、素晴らしいニュースだった。それが私たちにさらなるモチベーションを与えてくれた。

ヨナス・ヴィンゲゴーの攻撃については?

あれはまた別のショーだったね？。 ちょっと驚きだった。パンチの効いたフィニッシュのチャンスがあると分かっていたからだ。しかし、最後から２番目の登りに行くという考えはなかった。

そこですべてが分解され、それから彼は飛び始めた。脚の感触は良かったが、確かに最終日の方が私には合っていた。