2024 ドイツツアー　プロローグ　　フィリッポ・ガンナ敗れる!

ドイツツアー。Lidl Deutschland Tour(2.Pro)

1911年に初開催され、今年は39回目の開催。2020年はコロナのために中止となっている。

開催数が少ないのは、サイクリングの暗黒時代が関係している。ドーピングだ。1999年から2008年まで10年連続で開催されたが、その後、またドーピング問題で中止。2018年から再開されている。

 

過去の優勝者

• 2023  イラン・ファンワイルダー
  
• 2022  アダム・イェーツ
  
• 2021　ニルス・ポリッツ
• 2019　ジャスパー・ストゥイヴェン
• 2018　マテイ・モホリッチ
• 2008　 リーヌス・ゲルデマン
  
• 2007　 イェンス・フォイクト
  
• 2006　 イェンス・フォイクト
  
• 2005　 リーヴァイ・ライプハイマー
  
• 2004　 パトリック・ジンケヴィッツ
  
• 2003　 マイケル・ロジャース

 

プロローグ　　シュヴァインフルト～シュヴァインフルト 　2.9 km

 

ドイツのバイエルン州の北西部、マイン川沿いのコース。スタートは、シュヴァインフルト市場から。カーブは5箇所。2.9kmだからあっという間だ。

 

 

注目のライダーは

• Soudal Quick-Step　ピーター・セリー、ルーク・ランペルティ、ファウスト・マスナダ
• Lidl – Trek　マッズ・ピーダスン、ダン・フール、アレックス・キルシュ
• INEOS Grenadiers　フィリッポ・ガンナ、エリア・ヴィヴィアーニ、イーサン・ヘイター、オマール・フライレ
• Red Bull – BORA – hansgrohe　ダニー・ファンポッペル、ボブ・ユンゲルス、ヨルディ・メイウス
• Movistar Team　グレゴール・ミュールベルガー、ルーベン・ゲレイロ、ウィリアム・バルタ
• Team Visma | Lease a Bike　ミラン・ファダー
• Team dsm-firmenich PostNL　ケヴィン・フェルマーケ
• Uno-X Mobility　アレクサンダー・クリストフ、トビアスハラン・ヨハンネンセン
• EF Education – EasyPost　シュテファン・ビッセガー
• Alpecin – Deceuninck　ジミー・ヤンセンス、ラモン・シンケルダム
• Bahrain – Victorious　ワウト・プールス、サンティアゴ・ブイトラゴ
• Astana Qazaqstan Team　イーデ・シェリング、マックス・カンター
• Intermarché – Wanty　ゲオルク・ツィンマーマン、リリアン・リリアン・カルメジャーヌ、タコ・ファンデルホールン
• Tudor Pro Cycling Team　マルコ・ブレンナー
• TotalEnergies　アントニー・テュルジス

 

ワウト・プールス　Bahrain Victorious

Astana Qazaqstan Teamに移籍となるワウト・プールスがスタート。

 

ワウト・プールスは、3分32秒で暫定14位。

 

ダン・フール　Lidl – Trek

オランダTT王者のダン・フールがスタート。

 

ダン・フールは、3分27秒でマルコ・ハーラーを抜けず。

 

ヤニック・シュタイムレ　Q36.5 Pro Cycling Team

ヤニック・シュタイムレが3分21秒。0.06秒更新して暫定トップに。沿道には悪魔叔父さんがいる。

 

ヨルディ・メイウス　Red Bull-BORA-hansgrohe

短い距離なので、全員がドロップハンドル。

 

3分21秒。0.23秒届かず暫定3位。

 

アレックス・キルシュ　Lidl – Trek

アレックス・キルシュのスタート。

 

3分25秒。暫定7位。

 

シュテファン・ビッセガー　EF Education-EasyPost

シュテファン・ビッセガーはパワーで押し切れるか。

 

シュテファン・ビッセガーは3分19秒で暫定トップに。

 

イーサン・ヘイター　 INEOS Grenadiers

 

移籍となるイーサン・ヘイターがスタート。

 

悪魔叔父さんが左に。ドイツなので家からきてますね。

 

イーサン・ヘイターは、シュテファン・ビッセガーを0.6秒上回り暫定トップに。

 

ジョナサン・ミラン　Lidl – Trek

ジョナサン・ミランもタイムトライヤルは速い。

 

ジョナサン・ミランが3分16秒で暫定トップに。

 

ジョナサン・ミランは、ホットシートに座って後続を待つ。

 

ステファン・デボッド　EF Education-EasyPost

あっと、カーブで落車。これは痛い。ゴールは3分53秒。

 

フィリッポ・ガンナ　 INEOS Grenadiers

フィリッポ・ガンナのスタート。

 

どうしたフィリッポ・ガンナ。3分23秒で暫定12位。

 

マッズ・ピーダスン　Lidl – Trek

マッズ・ピーダスンのスタート。

 

マッズ・ピーダスンは、3分17秒。0.71秒ジョナサン・ミランに届かない。

 

 

これは～。

 

ルーク・ランペルティ　Soudal – Quick Step

最終走者のルーク・ランペルティは3分22秒で12位。

 

この瞬間Lidl – Trekのジョナサン・ミランがプロローグを制した。2024 ジロ・デ・イタリアのスプリント王は今シーズンの7勝目となった。

フィリッポ・ガンナを破るならば、マッズ・ピーダスンかと思っていたけれど、ジョナサン・ミランが上回るとはちょっと驚き。

Lidl – Trekは、Lidlが大会スポンサーとなっているので、ワンツーとなって最高の滑り出しとなっている。

 

リザルト

プロローグ優勝のジョナサン・ミラン

リドル・ドイッチュランド・ツアーで好スタートを切ることは、僕らにとって本当に重要だった。マッドも1秒以内と本当に惜しかった。我々全員にとって重要なことだった。

いつもとは違うものだった。僕らのバイクは本当に速いと思うし、それを証明できた。これには自信があった。

今シーズンは本当に良かった。目標はすべて達成できた。今シーズンの後半戦はとてもいい感じだ。この調子で全員が続けていかなければならない。

勝利を持ち帰ることはチーム全体にとって重要だった。マッズが1位だったら嬉しかった。ふたりともすごくいい感じだから、ベストを尽くすよ。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

新人賞