2022 アドリアティカ・イオニカレース第5ステージ　　最終ステージを制したライダーは?

イタリアのステージレース、アドリアティカ・イオニカも最終ステージ。

途中、山岳もあるけどフィリッポ・ザナがリーダージャージを明け渡すことはないだろう。最終ステージはスプリントで決着となるはず。

第5ステージ   カステルライモンド～アスコリ・ピチェノ　　152.3km

コースプロフィール photo airace

スタートから、4.4kmで6.1%の登り。中盤にも山岳があり大きな逃げを作らせてしまうと逃げ切りの可能性もある。

リーダーチームのBardiani-CSF-Faizanèは、コントロールをしてくるだろう。ゴール前は、3周回のローカルラップで決着となる。

1. 山岳ポイント　Amandola    3.6km・5.2%
2. スプリントポイント　Mozzano

スタート前

YouTube動画より　以下同様

リーダーのフィリッポ・ザナは、最後まで守れるか。まあ、落車とかない限り大丈夫のはず。

小さな大会になると、何故か主催者が前にきてボーズを取ることが多数。頼むから選手だけにしてほしい(^^;

山岳ポイント　Amandola    3.6km・5.2%

山岳ポイントを逃げのメンバーが通過。

1. Alessandro Fancellu(Eolo Kometa)　5ポイント
2. Edoardo Zardini (Drone Hopper-Androni Giocattoli)　4ポイント
3. Negasi Abreha (Team Qhubeka)　3ポイント

13人の逃げ

残り33kmでタイム差は3分31秒。

1. Negasi Haylu Abreha（Qhubeka）
2. マヌエーレ・ボアーロ（Astana Qazaqstan）
3. Alessandro Fancellu（EOLO-Kometa）
4. AlexMartín（EOLO-Kometa）
5. Diego Pablo Sevilla（EOLO-Kometa）
6. RaúlGarcíaEquipo Kern Pharma）
7. DiegoLópezEquipo Kern Pharma）
8. Pau Miquel（Equipo Kern Pharma）
9. Mikel Iturria（Euskaltel）
10. クリスティアン・スカローニ（Italy）
11. Valjko Stojnic（Corratec）
12. Paul Wright（Mg.K Vis-Color for Peace-VPM）
13. エドアルド・ザルディーニ（Drone Hopper-Androni Giocattoli）

逃げのメンバーが多いので、逃げ切ってしまいそうだ。残り29kmでタイム差が4分まで開いた。

集団はBardiani-CSF-Faizanèが引いているけど、タイム差は縮まらない。逃げの中から優勝者が出るだろう。

先頭には、総合を脅かすライダーがいないので、Bardiani-CSF-Faizanèは追走を止めた。代わってダビデ・レベリンのいるWork Service Vitalcare Vegaが引きだす。

残り12.3km。タイム差2分15秒で逃げ切りは確実に。

先頭ではEOLO-KometaやAstana Qazaqstan Team のマヌエーレ・ボアーロなどがアタックするが決まらず。

残り1周

逃げが残り1周に。タイム差はかなり削られて1分5秒。これはギリギリで捕まるパターンか。

逃げにメンバーを乗せているチームは引かないし、Bardiani-CSF-Faizanè、Drone Hopper – Androni Giocattoliも引かないのでタイム差は縮まらなくなった。

残り6.9kmでタイムが1分44秒に広がる。決まりだ。

イタリア選抜のクリスティアン・スカローニもアタックをかけるが決まらない。

Drone Hopper – Androni Giocattoliのエドアルド・ザルディーニもアタック。アタック合戦が続くが決定打にはならない。

残り1.5kmでスプリントに向けて位置取りとなる。

残り900m。人数が多いので牽制なしでゴールへ。

さあ、勝利をかけたスプリントだ!

カーブを曲がって先頭はイタリア選抜のクリスティアン・スカローニ。

クリスティアン・スカローニは、そのまま先頭を譲らずゴール～!

第1ステージのプロ初勝利に続いて2勝目を上げた。Gazprom – RusVeloを追われ、所属チームがない状態でプロ2勝目をあげたのは大きなアドバンテージとなる。

来シーズンは、チームが見つかることを期待したい。

総合優勝はBardiani-CSF-Faizanèのフィリッポ・ザナ。2021チェコツアーに続く、総合優勝でキャリア2勝目。23歳で新人賞も合わせて獲得した。

チームを背負っていくエースとなりそうだ。

リザルト

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞