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ジロ・デ・イタリア第12ステージ  丘陵ステージで逃げ切りはあったのか?

海外情報
Photo credit: Arian Zwegers on VisualHunt
この記事は約19分で読めます。

休息日明けの第11ステージでは、イネオスのグラベル区間での攻撃により多くのライダーが総合争いから脱落。

最も被害を受けたのは、ダン・マーティン(Israel Start-Up Nation)とダヴィデ・フォルモロ(UAE Team Emirates)だ。

  • ダン・マーティン 7分6秒 8位から18位
  • ダヴィデ・フォルモロ 7分16秒 9位から19位

総合タイムでこれだけ遅れると、再度の浮上は難しい。

こうなると、チームはステージ狙いしかなくなってしまう。ただ、もう少しタイムを落とさないと逃げさせても貰えないし難しいところ。

この先、エガン・ベルナルの背中の状態にもよるが。好調のままならば山岳で攻撃するのも難しいかもしれない。アシスト勢も強力だし。

 

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第12ステージ シエナ〜バーニョ・ディ・ロマーニャ 212㎞

第12ステージ photo giroditalia

 

観光都市シエナからスタート。キャンティエリアを渡ってフィレンツェに向かう、トスカーナ地方の典型的な丘陵地帯を走り、獲得標高は3,700mに達する。

迎える山岳ポイントは4か所。距離は長いが著しく厳しい勾配の登りはない。

  1. 3級山岳 モンテ・モレロ(7.6 km、6.6%)
  2. 2級山岳 パッソ・デル・コンスマ(17.1 km、5.7%)
  3. 2級山岳 パッソ・デル・カラ(15.3 km、5.5%)
  4. 3級山岳 パッソ・デル・カルナイオ(10.8 km、5.1%)

最後のパッソ・デ・カルナイオでは最大勾配14%となるが、総合系ライダーは動いてくるかな。

このステージでは、過去11回中、5回が逃げで勝利が決まっている。このステージも勝利を目指して離脱ライダーであふれるかもしれない。

 

スタート前

photo Tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

イタリアということでジャンニ・モスコンがインタビューに。昨日のグラベルロードでもエガン・ベルナルを引きまくり、レムコ・エヴェネプールや総合系のライダーを落とすことに成功。

自身も、21位でゴールしており総合でも15位に位置している。まあ、今日のステージでも逃げることはないだろう。アシストしないとね。

 

第1セクターからプロトンを破壊したフィリッポ・ガンナとエガン・ベルナル。

イタリアでは、フィリッポ・ガンナをアシストとして使うことに批判の声があるようだが、これもチームの戦略だ。

 

天候は晴れ。気温20℃。第12ステージスタートでの4賞は

  • マリア・ローザ(総合) エガン・ベルナル(Groupama-FDJ)
  • マリア・チクラミーノ(ポイント賞)  サガン(BORA-hansgrohe)
  • マリア・アッズーラ(山岳賞) ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)
  • マリア・ビアンカ(新人賞) アレクサンドル・ウラソフ(Astana-Premier Tech)

新人賞は、総合2位に躍進したアレクサンドル・ウラソフに変わっている。ウラソフはほこりが大変だったと。

 

スタートは、シエナのカンポ広場から。ストラーデビアンケのゴール地点だ。今日は、昨日のステージ優勝者、マウロ・シュミッド(Team Qhubeka ASSOS)も先頭に並んでいる。

 

サガンのバイクは、サイコンのカバーがシクラメンカラーになってますね。今日は、見られるのはここだけかな。

 

ジョージ・ベネットがスタート前から先頭に位置しており逃げる気満々のようだ。昨日もトビアス・フォスと共に逃げているし、総合ではアシストに回るつもりだ。

現在、総合27位で21分24秒遅れている。リアルスタートの前に、ヴィンチェンツォ・ニバリとジェイヒンドレーがマシントラブルでサポートを呼んでいる。

 

アタック合戦

凄い勢いで飛び出したのは一人だけ。

64.  Filippo Fiorelli(フィリッポ・フィオレッリ)Bardiani-CSF-Faizanè

 

少しして追走がかかりだす。

 

後方では落車発生。

  • SOLER Marc (Movistar Team)
  • SABATINI Fabio (Cofidis, Solutions Crédits)
  • VANHOUCKE Harm (Lotto Soudal)
  • VALLS Rafael (Bahrain – Victorious)

コフィディスのファビオ・サバティーニはバイク交換。

 

落車したマルク・ソレルは現在総合11位。こんなところで遅れていられない。

だが、マルク・ソレルは腰を強打したようで長く追いかけていたが、ラスト156kmでリタイヤしてしまう。モビスターもエースがいなくなってしまった。

 

逃げは、中々決まりそうもない。誰もが逃げたがっている。

 

ようやく二人の逃げが決まったかな。まだ11秒だけど。

  • 42.  Samuele Battistella(サムエーレ・バティステッラ)Astana-Premier Tech
  • 93.  Rémi Cavagna(レミ・カヴァニャ)Deceuninck-Quick-Step

逃げのスペシャリスト、レミ・カヴァニャが逃げているけど追走がかかっている。

 

先頭はまた変わった。後ろには5秒遅れてで集団がいるので、まだ決まらないだろう。

 

なんと、アレッサンドロ・デマルキ(Israel Start-Up Nation)が落車している。第4・5でマリアローザを着用していたのに、リタイヤ。意識はあり頭部外傷はないとのこと。続報を待ちたい。

 

山岳賞のジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)が、パトリック・べヴィン(Israel Start-Up Nation)と二人で抜け出たけど決まるかな。後ろにまだいるので無理でしょうね。

 

トーマス・デヘントがアタックをかけた。すぐに前に追いつきそうだ。

 

トーマス・デヘントは追いついたけど、集団も後ろにいるので決まりそうもない。

 

今度は、ニコラッシュ・ロッシュ(Team DSM)のアタックにサガンがジョイン。スプリントポイントまでは30kmもあるけど逃げたいのかな。

 

サガンは登りもガンガン飛ばす。なんとしても逃げを作りたいみたいだ。

 

サガン頑張ったけど、また集団は一塊に。

 

アタック合戦はずっと続く。誰もがペースをあげるが下り基調なので決まらない。

 

5人が3秒ほどリードしたが、これも捕まる。

 

10秒ほどリードしたが、5人の逃げは決まるのか?

 

逃げは16人

前を走る5人に後続が追いついて、14人となった所で集団は追走を止めた。

 

サガンも前にスプリンターが入っていないので、追わない。もう、この14人で逃げ切りを狙うことになる。

 

集団は追わないので一気にタイム差は開いていく。スプリントポイントはドリース・デポンドが1位追加で12ポイント獲得。

後ろからコフィディスの二コラ・エデなどが追いついて、逃げは16人に

  1. Dries De Bondt (Alpecin-Fenix)
  2. Victor Campenaerts (Qhubeka-Assos)
  3. George Bennett (Team Jumbo-Visma)
  4. Diego Ulissi(UAE Team Emirates)
  5. Gianluca Brambilla (Trek-Segafredo)
  6. Chris Hamilton (Team DSM)
  7. Andrea Vendrame (AG2R-Citroen)
  8. Geoffrey Bouchard (AG2R-Citroen)
  9. Mikkel Honoré (Deceuninck-Quick Step)
  10. Simone Petilli (Intermarché-Wanty-Gobert)
  11. Guy Niv (Israel Start-Up Nation)
  12. Vincenzo Albanese (Eolo)
  13. Simone Ravanelli (Androni)
  14. Natnael Tesfazion (Androni)
  15. Giovanni Visconti (Bardiani)
  16. Nicolas Edet (Cofidis)

 

集団はイネオスが引く。山岳ポイントが来るまではペースを上げないだろう。逃げているメンバーで最も良いのはジョージ・ベネットの21分24秒遅れ。あまり気にするほどではない。

 

3級山岳 モンテ・モレロ

山岳賞ジャージのジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)が先頭で3級山岳を上がる。沿道の声援は凄い。

 

ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)が無事に1位通過で9ポイント追加。2位は昨日も逃げていたドリース・デポンド。

ここまでの時点で、このステージでリタイヤした選手は

  • アレッサンドロ・デマルキ(Israel Start-Up Nation) 落車
  • マルク・ソレル(Movistar Team) 落車
  • アレックス・ダウセット(Israel Start-Up Nation) 胃痛
  • ジーノ・マーダー(Bahrain Victorious)
  • ファウスト・マスナダ(Deceuninck-Quick-Step)

レムコは、山岳で頼りになるファウスト・マスナダを失っている。Bahrain VictoriousIsrael Start-Up Nationも少ない人数で戦わないといけない。

 

スタート前から逃げる気満々だったジョージ・ベネットはステージ優勝出来るかな。

 

2級山岳 パッソ・デル・コンスマ

集団は、サルバトーレ・プッチョとフィリッポ・ガンナの二人で交代しながら引いている。タイム差は7分55秒まで広がる。

 

2級山岳は17kmと長い。

 

しかも、雨も降ってきた。ヴィクトール・カンペナールツが先頭を走る。Team Qhubeka-Assosは、昨日のマウロ・シュミッドに続いての勝利を狙っている。

 

エガン・ベルナルは身体を冷やさないように、レインジャケットを着ている。体調を維持することが重要だ。

 

ジョージ・ベネットは雨と下りのためにレインジャケットを着ている。中々、走りながらは難しい。

 

ジャンニ・モスコンもレインジャケットを着る。かなり雨が降ってきたようだ。

 

もう、みんなレインジャケットを着ている。風邪ひかないといいけど。

 

残り62kmでかなりの土砂降りに。これは厳しい。先頭集団は割れていて8人が少し前にいる。

 

  1. 17.アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)
  2. 34.シモーネ・ラバネッリAndroni
  3. 94.ミッケル・ホノレ (Deceuninck-Quick Step)
  4. 112.ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(EOLO-Kometa)
  5. 151.ジョージ・ベネット( Team Jumbo-Visma)
  6. 195.クリス・ハミルトルン (Team DSM)
  7. 212.ジャンルーカ・ブランビッラ(Trek-Segafredo)
  8. 228.ディエゴ・ウリッシ(UAE Team Emirates)

 

2級山岳 パッソ・デル・カラ

登りで再び10人に戻る。

 

ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën Team)が先頭で2級山岳を越える。

 

集団もまとまって2級山岳頂上を越える。今日のバトルは最後だけかな。

 

スプリントポイント

下りで先頭は13人に戻り、スプリントポイントに向かう。雨も上がったのでライダーは助かった。

 

 

スプリントポイントは、ドリース・デポンド(Alpecin-Fenix)が1位通過。

 

3級山岳 パッソ・デル・カルナイオ

さあ、最後の登りだ。3級山岳頂上を越えればゴールまではわずかだ。

 

まずは、ジャンルーカ・ブランビッラ(Trek-Segafredo)が揺さぶりをかける。

ツール・デ・アルプの第3ステージで逃げ切り勝利しており、このステージでも逃げ切りを狙っているだろう。

 

 

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アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)がアタック!

 

アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)は、後ろがお見合いしている間に18秒までタイム差を広げる。だが、後ろもあきらめるはずがない。

 

後ろから、10秒差で追うのは、3人。

  1. 151.ジョージ・ベネット( Team Jumbo-Visma)
  2. 195.クリス・ハミルトルン (Team DSM)
  3. 212.ジャンルーカ・ブランビッラ(Trek-Segafredo)

 

クリス・ハミルトルン (Team DSM)が頂上手前でアタックをかけて先頭に並ぶ。

 

だが、後ろの二人もすぐに追いついてくる。

 

4人は譲らない。最後の3級山岳頂上を目指す。

 

3級山岳頂上はジャンルーカ・ブランビッラ(Trek-Segafredo)が1位通過。

 

集団からジュリオ・チッコーネがアタック!

 

ジュリオ・チッコーネにヴィンチェンツォ・ニバリがジョイン!

 

あ~、しかし、イネオスのジャンニ・モスコンが二人を捕まえてしまう。

 

先頭4人は、残り3.7kmだ。誰もがアタックのふりをして牽制する。

 

おっと、ここでジャンルーカ・ブランビッラとジョージ・ベネットが後ろで牽制してい時に、二人が前でスパート。

 

アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)クリス・ハミルトルン (Team DSM)を引き離す。

 

一度、離されたクリス・ハミルトルン (Team DSM)が追いついて二人の勝負となる。

 

最後は、アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)が先頭でスプリントに向かう。

 

後ろから、クリス・ハミルトルン (Team DSM)が追い込む!

 

だが、スプリントを制したのは、アンドレア・ヴェンドラーメ(AG2R-Citroen)だ。先頭を譲らず最後まで前を引き続けた。

これまで2019年のジロでステージ2位。2020年もジロで、トップテンフニッシュを繰り返していたが、逃げて勝利というのは初めてではないかな。

最後の3級山岳手前でも、逃げており最後も上手く抜け出すことが出来た。この勝利はAG2R-Citroenにとっても貴重な2勝目となる。

 

総合勢は、最後にヴィンチェンツォ・ニバリがまたも逃げだした。ジャンニ・モスコンにチェックされたが、モスコンはカーブで落車。ニバリは集団から7秒ほど速くゴール。

メッシーナのサメが健在ぶりをアビールしてくれた。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第12ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  VENDRAME Andrea AG2R Citroën Team 100 80 5:43:48
2  HAMILTON Chris Team DSM 40 50 ,,
3  BENNETT George Team Jumbo-Visma 20 35 0:15
4  BRAMBILLA Gianluca Trek – Segafredo 12 25 ,,
5  VISCONTI Giovanni Bardiani-CSF-Faizanè 4 18 1:12
6  BOUCHARD Geoffrey AG2R Citroën Team   15 1:25
7  EDET Nicolas Cofidis, Solutions Crédits   12 1:47
8  PETILLI Simone Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   10 ,,
9  HONORÉ Mikkel Frølich Deceuninck – Quick Step   8 3:00
10  RAVANELLI Simone Androni Giocattoli – Sidermec   6 4:19
11  DE BONDT Dries Alpecin-Fenix   5 7:07
12  NIV Guy Israel Start-Up Nation   4 ,,
13  TESFATSION Natnael Androni Giocattoli – Sidermec   3 7:13
14  ALBANESE Vincenzo EOLO-Kometa   2 ,,
15  NIBALI Vincenzo Trek – Segafredo   1 10:07
16  NARVÁEZ Jhonatan INEOS Grenadiers     10:14
17  BERNAL Egan INEOS Grenadiers     ,,
18  SÁNCHEZ Luis León Astana – Premier Tech     ,,
19  STORER Michael Team DSM     ,,
20  BOUWMAN Koen Team Jumbo-Visma     ,,

新城幸也は17分46秒遅れの81位でゴール。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 20 48:29:23
2 2  VLASOV Aleksandr Astana – Premier Tech   0:45
3 3  CARUSO Damiano Bahrain – Victorious   1:12
4 4  CARTHY Hugh EF Education – Nippo   1:17
5 5  YATES Simon Team BikeExchange   1:22
6 6  BUCHMANN Emanuel BORA – hansgrohe   1:50
7 7  EVENEPOEL Remco Deceuninck – Quick Step   2:22
8 8  CICCONE Giulio Trek – Segafredo   2:24
9 9  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma   2:49
10 10  MARTÍNEZ Daniel Felipe INEOS Grenadiers   3:15

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  SAGAN Peter BORA – hansgrohe 108
2 2  GAVIRIA Fernando UAE-Team Emirates 91
3 3  CIMOLAI Davide Israel Start-Up Nation 91
4 4  VIVIANI Elia Cofidis, Solutions Crédits 79
5 5  NIZZOLO Giacomo Team Qhubeka ASSOS 76
6 6  GAVAZZI Francesco EOLO-Kometa 42
7 7  MOSCHETTI Matteo Trek – Segafredo 42
8 8  TAGLIANI Filippo Androni Giocattoli – Sidermec 39
9 16 ▲7  DE BONDT Dries Alpecin-Fenix 39
10 9 ▼1  FIORELLI Filippo Bardiani-CSF-Faizanè 39

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  BOUCHARD Geoffrey AG2R Citroën Team 96
2 2  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 48
3 31 ▲28  DE BONDT Dries Alpecin-Fenix 24
4 4  MOLLEMA Bauke Trek – Segafredo 23
5 5  CICCONE Giulio Trek – Segafredo 20
6 7 ▲1  GAVAZZI Francesco EOLO-Kometa 17
7 8 ▲1  ALBANESE Vincenzo EOLO-Kometa 16
8    BRAMBILLA Gianluca Trek – Segafredo 15
9 9  TAARAMÄE Rein Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 13
10 10  EVENEPOEL Remco Deceuninck – Quick Step 13

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1  BERNAL Egan INEOS Grenadiers 48:29:23
2 2  VLASOV Aleksandr Astana – Premier Tech 0:45
3 3  EVENEPOEL Remco Deceuninck – Quick Step 2:22
4 4  FOSS Tobias Team Jumbo-Visma 2:49
5 5  MARTÍNEZ Daniel Felipe INEOS Grenadiers 3:15
6 6  VALTER Attila Groupama – FDJ 3:51
7 7  ALMEIDA João Deceuninck – Quick Step 7:04
8 8  HINDLEY Jai Team DSM 15:27
9 10 ▲1  FORTUNATO Lorenzo EOLO-Kometa 29:35
10 9 ▼1  TEJADA Harold Astana – Premier Tech 38:24

 

 

 

 

 

コメント

  1. Aki より:

    最後の最後まで目の離せないレース展開でこれぞグランツールのレース!と言える本当に面白いステージでした。
    あちこちで見どころ満載の素晴らしいレースでしたが、まずは素晴らしい走りだったヴェンドラーメを心から祝福したいと思います、シングルフィニッシュを重ねながらも優勝まであと一歩…が続きましたが本当にタフなレースを勝ち抜きました、まだまだこれからのステージでも注目したいですよね。
    反省会はブランビッラとベネットでしょうか(笑)せっかくここまで来たのに一瞬互いを意識しすぎてヴェンドラーメとハミルトンを取り逃がす大失態、まぁあのまま行ってもスプリントはヴェンドラーメだったかもしれませんけど。
    最後にいきなりスパートで飛び出したニバリ、意図は今ひとつ不明でしたが見せ場を作ってくれて少し満足。
    それにしてもやはりド安定のイネオス陣…ここに絶好調のベルナル、死角無しに見えてきましたがまだまだ他チームにも頑張っていただきたい。
    落車のモズコン大丈夫だったでしょうか、少し気になります。
    つらつらととりとめない長文失礼しました。

    • ちゃん より:

      Akiさん、同意見で逃げ切り勝負は本当に面白い!
      自分は、ブランビッラが勝つのではないかと思っていたのですが、逃げ切りを狙うのは皆知っているし、登りではジョージ・ベネットをマークしていればよい。
      最後は、複雑な人間模様も見えてましたね。ニバリのアタックはレース前にも、作戦としてあったようです。下りの得意なニバリには誰も追いつけませんね。
      ベルナルも下りで無理をしたくなかったと言ってますし。モスコンはインスタで包帯のない最後の写真を公開していて、心配しないでください。トラクターはまだ動いてますよと、コメントしてるので大丈夫のようです。

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