Red Bull-BORA-hansgroheに移籍の噂が絶えなかったSoudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール。
引き抜きのために何度もレムコを誘っている。その条件は凄い提示をされていたようだ。
1000万ドルのオファー
A supreme season for Remco Evenepoel 👑
The Belgian had a stellar year in 2024, adding 9 victories, two Olympic gold medals and a rainbow jersey to his palmares 🤯
📸 Getty Images pic.twitter.com/9IKRPhF0Tf
— Velon CC (@VelonCC) November 2, 2024
イツリア・バスクカントリーで鎖骨骨折というケガを負いながらも、レムコ・エヴェネプールはオリンピックのロードとタイムトライヤルの2冠さらに、世界選手権個人タイムトライヤルでも連覇を達成した。
ツール・ド・フランス、オリンピック、世界選手権と3度もピークを作りながら、最後のイル・ロンバルディアでもタデイ・ポガチャルに次ぐ2位となるなど、最高のシーズンをおくっている。
これほどの選手を欲しがらないはずがない。
最終的に2025年の移籍はなくなったが、ベルギーの元スポルザ解説者のミッシェル・ウイツによれば、レムコの契約はテーブルの上にあったという。
ミッシェル・ウイツはHLNのコラムで、Red Bull-BORA-hansgroheがレムコに提示した内容の詳細を明らかにした。
その内容では
- 年俸1000万ドル(約15億円)
- スポーツディレクターのクラース・ロデウィックを含む3人の従者
とてつもなく破格。
情報では、現在レムコはボーナスを含めて500万ユーロを貰っていると言われているけれど、現在の2倍のオファーを出してきている。
さらに4人つれてくるとなると総額いくらになったことか。それほどRed Bullからの予算は増えているということだ。
ただ、仮にレムコ・エヴェネプールが2025年にRed Bull-BORA-hansgroheに移籍したとしても、ツール・ド・フランスで勝てたのかは別の話。チームの補強選手は今のところ
- ヤン・トラトニク Team Visma | Lease a Bike
- ジャンニ・モスコン Soudal – Quick Step
- オイエル・ラスカノ Movistar Team
- フィンフィッシャー・ブラック UAE Team Emirates
- ジュリオ・ペリツァーリ VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
- ミック・ファンダイク Team Visma | Lease a Bike
- ティム・ファンダイク Team Visma | Lease a Bike
レムコの右腕となって山岳を最後までアシストできるメンバーを獲得している訳ではない。プリモッシュ・ログリッチがアシストに回るというのは考えられないし。
Soudal – Quick StepのGMパトリック・ルフェーブルも移籍に関して契約期間中だとしてノーをつきつけている。
さらに、Red Bull-BORA-hansgroheのGMラルフ・デングは4年前にもレムコに対して仕掛けてきており、パトリック・ルフェーブルは露骨に嫌いだと言い放っている。
レムコ・エヴェネプールの契約は2026年まである。パトリック・ルフェーブルには計画があり、これまで順調に進んでいる。
ただ、2025年のチームの補強に関しては物足りない感じがする。UAE Team Emirates、Team Visma | Lease a Bikeのアシスト陣に比べてやや見劣りする。
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