2026 世界選手権で、レムコ・エヴェネプールは男子エリート個人タイムトライアルを制し、史上初となる4連覇を達成した。
39.2kmを44分53秒で走り、フィリッポ・ガンナに57秒差、ポール・セイシャスに1分13秒差をつけている。
そのレムコが次に狙うのが、9月27日に行われる男子エリートロードレースだ。2022年にロード世界王者となっているレムコにとって、今回は2度目のロード世界王者を目指す戦いになる。
そんなレムコのためにSpecializedが用意したのが、金色を大胆に取り入れた特別なTarmacだ。
S-Works Tarmac SL9 Remco LTD
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2026年世界選手権で、レムコ・エヴェネプールが男子エリート個人タイムトライアルを制した。
これで世界選手権TTは4連覇。2023年のスターリング、2024年のチューリッヒ、2025年のキガリに続き、モントリオールでも虹色ジャージを守った。史上初めて4大会連続でエリート男子TT世界王者となった快挙である。
そして今度はロードだ。
レムコは2022年のウロンゴン世界選手権ロードで初めて世界王者となっている。モントリオールでは、4連覇を達成したTTに続いて、2度目のロード世界王者を狙うことになる。
そんなレムコの世界選手権ロードへの挑戦に合わせるように、Specializedから特別な1台が登場した。
その名は、S-Works Tarmac SL9 Remco LTD。
レムコ・エヴェネプールのために作られた限定モデルで、世界でわずか100台のみが生産される。しかも、それぞれ個体番号が入る特別仕様だ。
最大の特徴は、そのカラーリングだ。
フレーム前方からフォーク、フロントトライアングルにかけては、光沢のあるメタリックゴールドを大胆に採用。後方へ進むにつれてホワイトを基調としたRed Bull-BORA-hansgroheのチームカラーへと切り替わっていく。
Specializedによれば、このデザインはチームの「Motion + Emotion」という2026年のデザインテーマをベースにしたもの。レースへ前進する力と、そこから生まれる感情を表現している。
TT世界王者となったレムコにふさわしく、まるでトロフィーそのものを自転車にしたようなカラーリングだ。
見た目だけの記念モデルではない。
ベースとなっているのはSpecializedの最高峰ロードレースバイク、S-Works Tarmac SL9。フレームにはFACT 12r Carbonを採用し、フレーム重量は687g。完成車重量は6.78kgとされている。
さらに、Team-Only仕様のSRAM RED AXSを搭載。
クランクにはQuarqパワーメーターを組み合わせ、ホイールにはRoval Rapide CLX Sprintを採用する。サドルもS-Works Power with Mirrorとなっている。
Specializedが掲げるTarmac SL9の設計思想は、空力性能、軽量性、ハンドリング、快適性を一つのロードレースバイクにまとめること。
ヘッドチューブを4mm狭くした「Speed Sniffer」、リア側の空気の流れを整える「Win Fin」、新しい「Flow Fork」など、空力性能を追求した設計も採用されている。
レムコはこのバイクでロード世界王者へ?
今回の限定モデルが登場したタイミングは絶妙だ。
レムコはすでに2026年世界選手権TTで4連覇を達成。しかもフィリッポ・ガンナに57秒という大差をつける圧倒的な勝利だった。
一方、ロードレースはTTとはまったく異なる。
9月27日に行われる男子エリートロードでは、長距離の中でチームメイトと連携し、逃げやアタック、位置取り、最後の勝負まで対応しなければならない。
レムコにとっては2022年以来となる2度目のロード世界王者が懸かっている。
4連覇を達成したTTでは、Specializedの機材とともに圧倒的な走りを見せた。
今度は金色のS-Works Tarmac SL9 Remco LTDが象徴するように、レムコがもう一つの虹色ジャージを手にすることができるのか。
100台限定で登場したこの特別なTarmacは、モントリオールでロード世界王者を目指すレムコの挑戦を彩る1台となる。





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