ロードバイクの情報を発信しています!

2021 CROレース第6ステージ 最終ステージのスプリントを勝ち取ったのは?

海外情報
Photo credit: Theo Crazzolara on VisualHunt.com
この記事は約10分で読めます。

クイーンステージの第5ステージで、Bahrain Victoriousのステューブン・ウィリアムズが独走で勝利した。

総合2位のTeam Jumbo-Vismaのミック・ファンダイクとは17秒のタイム差がある。Team Jumbo-Vismaとしては、総合逆転を狙うことはないだろう。

オラフ・クーイのステージ3勝目を狙ってくるのではないかな。

 

スポンサーリンク

第6ステージ サモボル~ザグレブ 157.5km

第6ステージ photo crorace.com

 

登りがあるのはゴール前の周回コース。短いけれども、最後にあるので逃げ切りもあるかも。

  1. スプリントポイント  Velika Gorica
  2. スプリントポイント  Dugo Selo
  3. スプリントポイント  Vrbovrc
  4. 3級山岳    Sv.Ivna Zelina    1.1km・5.7%
  5. 3級山岳    Markov Trg    0.4km・7.3%
  6. 3級山岳   Markov Trg    0.4km・7.3%

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

今日も快晴だ。

 

スタート。

 

逃げているのは、8人。コンチネンタルやプロチームのメンバーだ。

  1. Maximilian Kuen (Vorarlberg)
  2. Felix Ritzinger(WSA KTM Graz)
  3. Poles Marcin Budzinski(HRE Mazowsze Serce Polski)
  4. Mateusz Grabis(Voster ATS Team)
  5. Spaniard Oier (Caja Rural-Seguros RGA)
  6. Lazkano Lopez(Caja Rural-Seguros RGA)
  7. Slovenac Kristjan Hočevar (Adria Mobil)
  8. ケニー・モリー(Bingoal Pauwels Sauces WB

 

集団は、Euskaltel – Euskadiが引いている。

 

Bahrain Victoriousも引く。今日はソンニ・コルブレッリのスプリントを狙うだろう。

 

最大4分30秒あったタイム差は、残り41.3kmで3分8秒差に。

 

リーダーのステューブン・ウィリアムズは、初めての総合優勝に向けてゴールを目指す。

 

集団は、Team BikeExchangeの、スカブ・グルマイが引く。エリトリアの選手だ。

 

逃げ集団はタイム差が迫ってきた。逃げ切りのためのアタックもかかる。

 

3級山岳    Markov Trg    0.4km・7.3%

最後の周回の3級山岳の登りだ。逃げ集団はバラバラになって登っていく。

 

ついに先頭は2人となって30秒まで迫られる。

 

先頭二人の後ろに、追走とメイン集団が見えている。残り1周だ。

 

3級山岳   Markov Trg    0.4km・7.3%

ついに逃げ集団が捕まる。

 

先頭は、Uno-X Pro Cycling Teamの、アンネシュ・スコーシェスが引く。

 

チームメイトのアシストを受けた、マルクス・フールゴーが先頭で3級山岳を越える。ついてこれたのは2人だけだ。

 

マルクス・フールゴーをマークしているのは、Team Jumbo-Vismaのティム・ファンダイク・ダイク。3人は集団に10秒のタイム差をつけて逃げ続ける。先頭は、マルクス・フールゴー固定だ。

  1. マルクス・フールゴー Uno-X Pro Cycling Team
  2. ティム・ファンダイク・ダイク Team Jumbo-Visma
  3. ステューブン・ウィリアムズ Bahrain Victorious

 

総合1位のステューブン・ウィリアムズは最後尾。ティム・ファン・ダイクをマークしたままゴールまできた。

 

スプリントとなり、最後尾だったステューブン・ウィリアムズが先行してゴールに向かう。

 

だが、ティム・ファン・ダイクがステューブン・ウィリアムズをまくった~!

ティム・ファン・ダイクは、これが嬉しいプロ初勝利だ。現在は、Jumbo-Visma Development Teamで走っており、この勝利で来シーズンは昇格出来るかもしれない。

 

総合優勝を飾ったステューブン・ウィリアムズは

最終ステージで2位を獲得し、CROレースで優勝できたことを嬉しく思います。四方八方から風が強く、とても忙しい一日だった。

勝利を収め、チームとの素晴らしい1週間を終えることができてうれしい。これは私のプロとしてのキャリアにおける私の最初の勝利であり、昨日のオパティアでのステージでの勝利はさらに特別なものだった。

ラストマイルとヘルゴールとの戦いは本当に大変で、赤いシャツを確保できたことを嬉しく思う。

Bahrain – Victoriousは、新たな戦力が目を吹いた感じだ。サイモン・イェーツを短い登りながら、2回も振り切ったのは大きい。自信にもなるだろう。これで来シーズンの契約も取れるはずだ。

 

リザルト

第6ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Time
1
 VAN DIJKE Tim
Team Jumbo-Visma 14 3:23:03
2
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious 5 ,,
3
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team 3 ,,
4
 GROVES Kaden
Team BikeExchange   0:05
5
 ABERASTURI Jon
Caja Rural – Seguros RGA   ,,
6
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB   ,,
7
 KOOIJ Olav
Team Jumbo-Visma   ,,
8
 PERON Andrea
Team Novo Nordisk   ,,
9
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi   ,,
10
 KACZMAREK Jakub
HRE Mazowsze Serce Polski   ,,

総合

Rnk Rider Team UCI Time
1
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious 125 25:45:17
2
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team 85 0:17
3
 VAN DIJKE Mick
Team Jumbo-Visma 70 0:28
4
 YATES Simon
Team BikeExchange 60 0:34
5
 BERRADE Urko
Equipo Kern Pharma 50 0:35
6
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 40 0:36
7
 THALMANN Roland
Team Vorarlberg 35 0:38
8
 NICOLAU Joel
Caja Rural – Seguros RGA 30 ,,
9
 PARRA José Félix
Equipo Kern Pharma 25 ,,
10
 GUERIN Alexis
Team Vorarlberg 20 ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 KOOIJ Olav
Team Jumbo-Visma 79
2 2
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious 75
3 9 ▲6
 HOELGAARD Markus
Uno-X Pro Cycling Team 56
4 6 ▲2
 GROVES Kaden
Team BikeExchange 55
5 4 ▼1
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB 54
6 3 ▼3
 VAN DIJKE Mick
Team Jumbo-Visma 48
7 8 ▲1
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi 48
8 5 ▼3
 EINHORN Itamar
Israel Start-Up Nation 42
9 7 ▼2
 ANGULO Antonio
Euskaltel – Euskadi 39
10 10
 SKAARSETH Anders
Uno-X Pro Cycling Team 33

オラフ・クーイはステージ2勝。世界選手権U23の3位の実力は素晴らしい。19歳なので、これから伸びていく選手だ。

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 YATES Simon
Team BikeExchange 30
2 2
 WILLIAMS Stephen
Bahrain – Victorious 25
3 3
 TRÆEN Torstein
Uno-X Pro Cycling Team 23
4 4
 PERNSTEINER Hermann
Bahrain – Victorious 18
5 6 ▲1
 LAZKANO Oier
Caja Rural – Seguros RGA 17
6 5 ▼1
 PARRA José Félix
Equipo Kern Pharma 12
7 7
 BUDZINSKI Marcin
HRE Mazowsze Serce Polski 10
8 8
 OOMEN Sam
Team Jumbo-Visma 8
9 9
 BARRENETXEA Jon
Caja Rural – Seguros RGA 6
10 10
 MEILER Lukas
Team Vorarlberg 6

サイモン・イェーツは、山岳賞に総合4位。第5ステージで最後まで逃げ切れなかったのが敗因だが、ステューブン・ウィリアムズが強かった。

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 VAN DIJKE Mick
Team Jumbo-Visma 25:45:45
2 4 ▲2
 RÖBER Dominik
P&S Metalltechnik 4:22
3 5 ▲2
 GLIVAR Gal
Adria Mobil 4:42
4 2 ▼2
 LAZKANO Oier
Caja Rural – Seguros RGA 5:09
5 3 ▼2
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 6:23
6 7 ▲1
 MIHOLJEVIĆ Fran
Cycling Team Friuli ASD 7:21
7 6 ▼1
 MESSNER Martin
WSA KTM Graz 7:44
8 8
 SANDRI Edoardo
Cycling Team Friuli ASD 12:49
9 10 ▲1
 NOVIKOV Savva
Equipo Kern Pharma 23:38
10 9 ▼1
 HOČEVAR Kristjan
Adria Mobil 24:19

ミック・ファン・ダイクは、新人賞に総合3位。21歳で2024年までチームと契約している。ステージ優勝したティム・ファン・ダイクとは双子の兄弟だ。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました