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トム・デュムランが2年振りの勝利を上げる!

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Image by Paul Stachowiak from Pixabay
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トム・デュムランは今年の1月に無期限の休養宣言を出して、ロードから一時撤退していた。

ツール・ド・スイスでレースに復帰。総合では41位だったが、第7ステージの個人タイムトライヤルでは5位となり、回復ぶりをアピール。

トム・デュムランは東京オリンピックの個人タイムトライヤル出場を決めており、この種目でのメダル獲得を目指している。

トム・デュムランは、オランダ選手権タイムトライヤルでは、見事な勝利をあげた。

 

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4度目のオランダTTタイトル獲得

 

この勝利は2018年以来の勝利であり、オランダ選手権タイトル獲得も2017年以来4度目となる。

オランダ選手権では、ディフェンディングチャンピオンのヨス・ファンエムデム(Team Jumbo-Visma)は、ジロの落車により不参加。

2018年優勝のディラン・ファンバーレ(INEOS Grenadiers)はツールの出場のために高地トレーニングキャンプに行っており不参加だった。

 

コースマップ photo janseneventsportmanagement

 

コースは、14.8kmのサーキットを2周してエッセンに戻ってくるコース。2020年に計画されていたものとは違う。

途中にエメンの壁と呼ばれる400mで7.4%の勾配を登らないといけない。これは元ゴミ置き場の後らしい。

直角コーナーは多いし、登りもあるので完全フラットとは言い難いコースだ。

トム・デュムランは、29.6kmのコースの最後の出走者としてスタートし、36分6秒を記録。中間タイムでは3秒ほど遅れていたが、ゴールでは大きく巻き返した。

まずは、東京に向けて良い状態を維持している。走るたびに、回復して速くなっている感じだ。

 

休養は正しい判断

 

トム・デュムランはゴール後のインタビューで

これはとても美しい。勝つことは勝つことだ。今では素敵なジャージで1年間走ることができる。

たぶん2017年か2018年にそれはあまり影響を与えなかったでしょう、しかし、今それは私に多くの影響を与えてくれる。すごく可愛い。

幸いなことに、結果にはそれも反映されている。5月の初めから、再び真剣にトレーニングを始めた。それ以来、それは正しい方向に進んでいるだけだ。

より少ない期間だが、主に良くなっている。それにスイスでは、物事は毎日良くなった。

順調に回復していることは、おそらくすべての中で最高のことだ。去年と今年の初めに立ち止まったとき、オーバートレーニングで、回復しなかった。

体がもはやトレーニングに反応しないことは、とても悪い気持ちだ。

バイクを離れた期間は多くのことを成し遂げた。すでに成果を上げているのは素晴らしいことだ。とても満足している。

トレーニング期間2か月で、かなり戻してきている。

東京オリンピックの個人タイムトライヤルは7月29日。さらに1か月トレーニングを続ければ、元のデュムランの力に戻るのも可能だろう。

東京での結果が楽しみになってきた。

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time Avg
1
 DUMOULIN Tom
Team Jumbo-Visma 50 15 0:36:06 49.197
2
 LANGEVELD Sebastian
EF Education – Nippo 30 7 0:27 48.591
3
 BOUWMAN Koen
Team Jumbo-Visma 20 2 1:24 47.360
4
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe 15   1:30 47.234
5
 VAN DEN BERG Julius
EF Education – Nippo 10   1:33 47.171
6
 REINDERS Elmar
Riwal Cycling Team 5   1:34 47.150
7
 BOGERD Marien
  3   1:55 46.716
8
 LEMMEN Bart
  3   1:57 46.675
9
 VAN DER TUUK Danny
Equipo Kern Pharma 1   2:15 46.310
10
 SINSCHEK Nils
ABLOC CT 1   ,, 46.310

 

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