Colnagoは、NFT(Non Fungible Token)を作成してオークションにかけ、コルナゴC64デジタルアートワークを作成し、ブロックチェーンテクノロジーを活用する世界初のサイクリングブランドなった。
Non-Fungible Token(NFT)とは
ERC721規格により発行した非代替性トークンのことを指します。ERCは、Ethereum Request for Commentsの略称であり、イーサリアムの技術提案のことです。
例えば、NFTを手作りの骨董品やアート作品などに紐付けることにより、権利の所在を明確化することも可能だと言われています。NFTを利用したサービスには、MycryptoHeroesやイーサエモン、CryptoKittiesなどがあります。
トークンは、仮想通貨の売買をしていたら耳にする言葉だけど自分でも意味は良くわかっていない。現在塩漬け中だ(^^;
オークションは5月11日に5,515ユーロ(約70万円)から始まリ、5月25日に終了する。この金額は、Colnago C64フレームの売価格となっている。
落札すると、コルナゴのデジタル写真を所有することが出来るけど、どうなるの?
カスタムペイント付きのColnago C64
フレームはC64だけど、ペイントはかなりユニーク。
デザインは、コルナゴの主要な8つのデザインを組み合わせたもの。
- フェラーリエンジニアリングで開発され、カーボンファイバージョイントと内部ギアを備えたフレームが特徴の「コンセプト」(1988)
- 1995年にアブラハムオラーノが世界選手権で優勝したビティタン
- アントニー・シャルトーが優勝したC59
- Mapeが乗っていたC40
- 空力を改善するために20インチの前輪を備えたC35クロノTTT自転車(1994)
- タデイ・ポガチャルがツール・ド・フランスを勝ち取ったVBS 3バイク
など、8つの主要モデルのカラーリングが含まれている。
NFTアートは、スマートコントラクト、支払い、さらには産業サプライチェーンの監視など、多くのブロックチェーンテクノロジーを採用することを世界が決定した後、2021年に世界的に有名になっている。
先月、世界をリードするオークションハウスの1つが、デジタルアーティストBeepleによるNFTアートワークを過去最高の6,900万ドルで販売した。
グッチ、フェラーリ、ドンペリニヨンなどの高級ブランドは、ブロックチェーンテクノロジーを使用して自社製品の認証を作成する意向を発表している。
We are proud to announce the first NFT bicycle in the world of cycling. #COLNAGO #labiciclettahttps://t.co/Cp2MEXzO8V pic.twitter.com/Ep0PI4cQrh
— Colnago (@Colnagoworld) May 5, 2021
画像はコピーできるけど、本物にはブロックチェーンで証明情報が付加される。偽物ではないことを証明してくれる訳だ。
ただ、デジタルの画像に本物と同じ価格を支払う人がいるんだろうか。 世の中は進歩しているから、デジタルのもので満足できるのかな?
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