ファビオ・ヤコブセンは、ツアー・オブ・ターキーの2日目にすぐにチームの勝利を祝うことができた。
Deceuninck-Quick-Stepは2日目マーク・カヴェンディシュが勝利。
ゴール後に、ファビオ・ヤコブセンはマーク・カヴェンディシュと抱き合う姿がみられた。
「ここに戻ってマークが勝つのを見るのは特別なことだ」とヤコブセンはゴール後のインタビューで答えている。
二人には親密な絆があった。
チームの勝利に貢献
この投稿をInstagramで見る
マークは長い間この勝利のために戦ってきた。そして彼は非常にやる気がある。
私はスプリントの準備で自分自身をあまり助けることができなかったが、できる限りのことをした。マークは勝利に値し、素晴らしいチャンピオンだ。
一歩一歩戻ってくるようにしている。最初にレースを終えてフォームを作りたい。
転倒前のトップフォームはまだ残っていると思うが、時間がかかる。その間、カブや他のチームメートを助けることができ、それも動機づけてくれる。
再びサイクリストになるのは良いことだ。
ツアー・オブ・ターキーは日曜日の第8ステージまで続く。
ファビオ・ヤコブセンにとっては、最後のステージまで走りぬくことがまずは重要となる。第2ステージでは、ゴール手前5km付近で集団から離れてしまう。
まだまだ、レースに対応した体力、走力は戻っていない。第5ステージでは登りゴールも待っているので試練の日々は続く。
この投稿をInstagramで見る
マーク・カヴェンディシュとファビオ・ヤコブセンは、チームキャンプで親密な仲となっている。
毎日、誰かの走りを見て刺激を受けている。サイクリング界は、ファビオ・ヤコブセンが不幸にも立ち直らなければならなかったことを知っている。
しかし、誰かがどれほどの深みにはまり、どれほどの闘争心と復帰への意欲を持ち、どれほど苦しむ姿を見られることを恐れないかを目の当たりにして、私は光栄に感じている。
この子が再び世界で戦うのを見てください。それを題材にした映画が作られるでしょう。
カブは、心優しき人だ。自分が、不調で勝ててなくても人のことも気遣える人だ。
ファビオ・ヤコブセンの次のレースも決まっている。5月4日から始まるGrand Prix des Hauts de Franc(2.pro)で6ステージのレースだ。
ここでは、BORAからはパスカル・アッカーマンが出場する。ファビオ・ヤコブセンのスプリントも期待しておきたい。
コメント