マチュー・ファンデルプールは、「トム・デュムランと同じことが私にも起こり得る」と語る。
トム・デュムランが一時的にキャリアを「休む」という選択をしたことに驚きはない。
誰でも起こることで、その後、自転車のキャリアを続けるモチベーションが残っているかどうかを確認するという。
誰にでも起こり得る
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サイクリング・マガジンRide Magazineの第1号のインタビューで、質問に答えているので聞いてみよう。
あなたは、トム・デュムランの選択を理解できるか?
誰もが違う。そして、私がやっていることと、彼が総合ライダーとしてやっていることを区別することも必要だ。それはまた別の話。その選択を理解している。
デュムランに起こったことは、自分にも起こりうることだと言うのですか?
確かに、その可能性は否定できません。彼の決断はとてもよく理解できる。
一番大切なのは、自分が気持ちよく過ごせること。それが基本です。2kg重くても、幸せを感じている方がいいと思いますよ。そうすれば、キレはあっても健康や幸せを感じられない人よりも、一生懸命走ることができる。
限界利益の厳しい体制に満足しているライダーは確実に存在するだろう。
しかし、全く慣れずに、命令されたから従うというライダーもいることがわかってきた。トム・デュムランやマルセル・キッテルがその一例だ。
だが、彼らもまた、限界のある利益のおかげで大きな成功を収めたライダーでもある。しかし、それを維持するのは別の話だ。
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人間は無理は続かないということだろう。特に自分の思いとは別に物事が進み、期待に応えられない場合人は心を病んでしまう。続けるというのは難しい話だ。
また、マチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトはシクロクロスの頂点を極めてロードの世界に来ている。
一定のペースで走り続けるチームスカイのような走りではなく、1分間の爆発的なパワーでレースを作り上げる新しい走り方だ。
タデイ・ポガチャルも2018年スロベニアシクロ王者だ。トム・デュムランは典型的なアベレージタイプの走り方で、登りも遅れてもペース走で追いついていく。
確かに強いが、急激なベースの上げ下げに対応するのは難しい。走り方も時代と共に進化していかないといけないのかもしれない。
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