パリ~ニース第1ステージは丘陵ステージだったが、最後はスプリントでサム・ベネットが勝利。
だが、ゴール手前33kmでイネオスのエースナンバーをつけているリッチー・ポートが落車していしまう。
立ち上がって走り出したので、大丈夫だと思っていたのだが、再び止まって結局リタイヤ。
リッチー・ポートの医療検査での結果はわかっていないが、落車した原因についてはわかっている。
3人が落車
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落車したときには、一緒にアスタナのアレクサンドル・ウラソフとアルケア・サムシックのコナー・スウィフトも倒れている。
この落車の原因について、チームメイトのベン・スウィフトがレース後に語っている。
🗣️ It was a tough opening day out there at #ParisNice 😦@swiftybswift gives us the lowdown, including his view of Richie’s crash pic.twitter.com/2psT6ErN4s
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) March 7, 2021
自分たちが集団前方に上がろうとして準備している時に、誰かがボトルを落とした。ジョージ・ベネットがそれをホイールで捉えてしまい、左に曲がったんだ。
リッチーは前輪を取られてしまって倒れてしまった。
その時点で、かなりのスピードが出ていたので、リッチーがプロトンに戻るかどうかは、わからなかった。かなり混乱していた。
またも、ボトルが原因となっている。多分投げ捨てたものではないだろうが、誰かが誤って落としてしまったものと思われる。
これらのゾーンの外でボトルや食料品のアイテムを捨てると、ワンデイレースでは一発退場となる。
ステージレースの場合は以下のような罰則となる。
ボトルのポイ捨ての場合
- 1回の違反 30秒のペナルティ
- 2回の違反 2分のペナルティ
- 3回の違反 追放
今回は、ボトルの投げ捨てでないと思いたい。
リッチー・ポートの容態だが、医療アップデートはまだ行われておらず状態はわからない。骨盤をかなり激しく打ったようなので心配だ。
リッチー・ポートはイネオスに復帰にして、最初のレースでエースを任されていたのにリタイヤとは残念なことだ。
チームではローレンス・デプルスもゴール前の落車に巻き込まれているが、こちらはレース続行となる。
イネオスは、今後はテイオ・ゲイガンハートで総合を狙っていくことになる。
追記
リッチー・ポートは、病院での結果の結果骨折はなかった。自宅に帰って静養するようだ。次回のレース予定は、今の所ツール・ド・フランスまではないので完全に直して調整レースに挑むことになる。
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