スーパープレスティージュュ第7戦 ヒュースデンで肘を脱臼してしまった小さな巨人こと、エリ・イーゼルビット。
だが、ケガの後6日で出場した元旦のX2Oバドカマー・トロフェー第5戦バールでは、シケインを一人バイクをかついでクリアーしていたが、4位にはいる好走を見せた。
さすがに最後の2周ではアドレナリンが切れて、痛みが凄かったというけれど。
だが、昨日のワールドカップ第4戦フルストでは、オープニングラップで落車してしまう。ここでひどく肘を痛めてしまったようだ。最後まで走ることは出来ず途中リタイヤしている。
身体の声に耳を傾けた
エリ・イーゼルビットが落車したのは開始32秒後。映像を見てみると前の選手にハウスしている。激しく転倒したが、すぐに立ち上がって次のピットでバイク交換をしている。
大丈夫かなと思っていたけど、どうやら肘を悪化させたようだ。
レース後に、チームバスの中でインタビューに答えている。
スタート直後に転んだ。反対側に倒れたが、それでもハンドルバーを保持しようとしていて、肘に何かきしみや裂け目があると感じた。
その後、ハンドルバーを上り坂で引っ張ることは本当に不可能だった。 そういうわけで降りた。
痛みを抑えたかったのだが、自分の体にも耳を傾ける必要がある。結局、余分なダメージが出ているのではないかと心配しているので、止めるのが一番良いと感じた。
肘の痛みを悪化させたまま、来週エリ・イーゼルビットは目標としているベルギー選手権に向かわなければならない。
明日MRIスキャンが計画された。まだ検査を待たなければならない。
裂け目やひび割れがないことを確認したかったが、今日の感じだど、もしかしたらもっと何かあるかもしれませんね。
うまくいけば、すぐに原因が見つかるだろうし、前に進むことが出来る。ベルギー選手権のリズムを獲得したかったので、今日は走った。
シーズンは2月末までしか続きません。そのような重要な時期に入るのは簡単ではありませんが、体調を整えられればいいなと思っている。
世界選手権が厳しく
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エリ・イーゼルビットはX2Oトロフェーでは、抜群の強さをみせランキングトップにいるが、ワールドカップではあまり良い成績が残せていない。
今回は13位でスタートしたが、リタイヤしており、ポイントが加算出来ていない。世界選手権では2列目スタート、もしくは3列目となり不利な状況だ。
シクロクロスでは、スタートが大変重要。抜ける場所が少なく後ろからスタートすると実力があっても無駄足を使って前に上がらないといけない。
肘を痛めているエリ・イーゼルビットには不利な状況だ。更に肘が悪くなってなければ良いのですけどね。
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