イネオス・グレナディアーズの2021年シーズンの契約済みの選手は24人。最低契約人数は28名なのであと4名が契約出来る。
現在、未契約の選手は7名。この中から、3名は来シーズン、イネオスから去らなければならない。
残る選手から誰が契約出来そうなのか勝手に予測してみることに。
テイオ・ゲイガンハート
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ゲラント・トーマスがジロ第3ステージで痛恨のリタイヤをしたことで、巡ってきたジロの初制覇。だが、いまだにイネオスとの延長契約は発表されていない。
しかし、ジロ制覇の選手と契約しないとは考えれないこと。テイオ・ゲイガンハートは当確のはず。
フィリッポ・ガンナ
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2020世界選手権タイムトライヤル優勝に加えて、ジロ4勝。マリアローザを初日から着用した活躍は今シーズンキャリアハイの成績。
タイムトライヤルのみならず、ジロのステージで逃げ切り優勝出来たのは凄いことだ。今後、小さなステージではエースを任されてもTTを含んでいれば、十分優勝の可能性もある。
フィリッポ・ガンナを手放すはずはない。
ミハウ・クフィアトコフスキ
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ミハウ・クフィアトコフスキは、ツール・ド・フランスでリチャル・カラパスとの逃げ切り勝利を上げた。
山岳ではなくてはならないライダーであり、昨年の不調から完全に立ち直った姿を見せてくれた。すでに来年度の契約はほぼ確定との情報が出ている。
こうなると、残る席は3つしかない。
ジャンニ・モスコン
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今年は、ジロとブエルタのレーススケジュールが重なっており、その間にクラシックが行われるようになっていた。
そのため、ジャンニ・モスコンはクラシックを優先。グランツールの出場はなかった。
だが、どうしたことだろう。
イタリア最強のライダーと言われたことあるモスコンはクラシックでも全く成績を残すことが出来ない。たまにアタックをかけて先頭で姿が見られるくらいだった。
実績からいくと契約は出来そうだが、当確ライン上に並んでいることは間違いない。
ジョナタン・ナルバエス
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23歳のエクアドル出身。リチャル・カラパスの母国でのトレーニングバートナーでもある。
今シーズン、Settimana Internazionale Coppi e Bartali (2.1)総合優勝。ジロ・デ・イタリア第12ステージでも優勝した。
最終的にジロは第15ステージの落車でリタイヤしてしまっている。そこまで総合でも33位と健闘していた。
通常ならば、契約延長しても問題ないはずだが、いまだに発表はない。
キャメロン・ワーフ
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元々、ヴァシル・キリエンカが1月31日に心臓の問題で引退したことから急遽チームに合流した選手。
6年前にプロライダーから引退していた選手がどこまで走れるか心配していたが、チームキャンプにも毎年参加している実力は本物だった。
今シーズンはアイアンマンは中止だったので出場できなかったが、来シーズンからはトライアスロンに戻るのではないかな。
ブエルタでもしっかりと平坦ステージでアシストし、完走したのは素晴らしい。
クリスティアン・クネース
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ベテラン39歳。今シーズンチームで10年目のシーズンだった。
Zwiftなどでも、パワーは若手選手にも引けを取らない。だが、さすがに来シーズンは40歳となると契約延長は難しいと言わざるを得ない。
レオナルド・バッソ
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毎シーズン、チームの最後に契約される選手。今年で3年目のシーズンだった。
今年もアシストとしての活躍をしている。
残る4席の行方は
残る4席のうち、ミハウ・クフィアトコフスキが確定ならば、残るは3席。
テイオ・ゲイガンハートとフィリッポ・ガンナが契約すると、残りは1席。
- レオナルド・バッソ
- ジャンニ・モスコン
- ジョナタン・ナルバエス
- クリスチャン・クーネス
- キャメロン・ワーフ
5人の中から1名を選ぶことになるだろう。まあ、今年の成績から言うと決まりなのですが、わかりませんからね。
最低人数が28人なので、今年と同じ31名まで契約するならば、契約する選手も増えることになる。予算はワールドチームで一番なので、最低人数ではないでしょうね。
もうしばらくすると発表されるでしょう。
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