ブエルタ第13ステージの個人タイムトライヤルで、カスタムペイントされたシューズとRotarが特別に作ってくれた60Tのシングルギアを披露してくれたハリー・タンフィールド(AG2R La Mondiale)。
ハリー・タンフィールドは、ブエルタは残念ながら、第14ステージでリタイヤしてしまった。
ブエルタを走るくらいだから来シーズンも契約延長の話はあるのかとも思っていたが、来シーズンのチームメンバーの中には入っていない。
ハリー・タンフィールド
2019年にはカチューシャ・アルペシンの消滅でチームを追われ、今回はチームとの契約延長もなかった。
タンフィールドは
問題は、各チームがフォールドまたは苦労しており、70〜80人のライダーが契約を結んでいないことだ。誰と契約しますか?
多くはチームの予算にも依存する。トップチームでさえも苦労しており、ライダーを排除している。
理想的にはプロコンチームに参加するが、それらのチームの多くも満員なんだ。
CCC Teamが消滅し、NTTもどうなるかわからない。毎年年末にはライダーの去就が話題となるが、今シーズンはどう考えても厳しい。
リゴベルト・ウラン
昨年のブエルタで大けがを負って、今シーズンは見事に復帰。ツール・ド・フランスでは総合8位を獲得。
来シーズンは、飛躍したヒュー・カーシーのアシストとなるかもしれないが、いまだに契約は結ばれていない。
ミゲルアンヘル・ロペス
チーム事情により、放出というニュースがあったが移籍チームはわからない。
しかも、チームとの延長契約もないというのだから、宙に浮いている感じだ。他チームに移籍ならば、間違いなくエース待遇となるばず。
どこに行くのか注目される。
ジャコモ・ニッツォーロ
今年のヨーロッパ選手権チャンピオン、イタリアチャンピオンの2冠に輝くスプリンター。今年4勝をあげ、15回表彰台に上がっている。
NTTがスポンサーを見つければ、多くの所属するライダーが契約を更新できるだろう。
アワーレコード保持者のヴィクトール・カンペナールツ。ジロでも大活躍したドメニコ・ポッツォヴィーヴォ。エドヴァルド・ボアッソンハーゲンなど。
ファビオ・アルもUAEとの延長契約はなく、移籍先もない。2015年にはブエルタを制覇したというのに。ツールでは謎の失速を見せており体調がすぐれないのがいけない。
なんとか、多くの選手が救われてくれることを祈るしかない。
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