ジロ・デ・イタリア第14ステージの個人タイムトライヤルではフィリッポ・ガンナが圧倒的な走りを見せ驚異的なタイムで勝利。
一人一人がじっくり見れるTTは中々面白い。
だが、この日タイムトライヤルでただ一人落車したライダーがいた。
UAE-Team Emiratesのファンセバスティアン・モラーノ(Juan Sebastián Molano)が右カーブで落車。
ハンドルが問題か?
最初は、足元の看板にでも引っかかったのかと思ったが、そうではなかったようだ。
ファンセバスティアン・モラーノは、カーブの手前で右のトライバーから手を放してハンドルのブレーキに手をやっている。
問題は、このハンドルのバーが下がっているように見えることだ。拡大しても、ぼやけてしまうので、映像は掲載しないがスロー再生すると少し下がっている。
何もしてないのに、ハンドルが下がるというのもおかしなことだけど。
このためバランスを崩して、右カーブで切り込んでしまい落車となった。通常プロがカーブで目測を誤ることはない。
本人もチームも落車の原因については、コメントしていないので実際の原因は定かではないけれど。
かなりのスビードでこけたので、しばらく立ち上がれなかったがなんとかラスト走者でゴール。
骨折なし
🇮🇹 #Giro Tough day at the office for @sebasmolano_ – a crash in the TT left him with bruising to his fingers but x-ray confirms no fracture thankfully.
He will try to start stage 15 tomorrow.#UAETeamEmirates #RideTogether pic.twitter.com/cB4fzONR3b
— @UAE-TeamEmirates (@TeamUAEAbuDhabi) October 17, 2020
上の写真が第14ステージのものならば、右ハンドルが下がっているように見えるけど、下から撮った写真だからでしょうね。
チームからの報告では、病院でのX線検査では指に骨折はなかった。そのため、ファンセバスティアン・モラーノは第15ステージを開始する。
ファンセバスティアン・モラーノは、2020ツアーコロンビアでステージ3勝を上げているスプリンター。
今回は、フェルナンド・ガビリアのためにマキシミリアーノ・リケーゼと共にスプリントトレインを形成している。
特に、ブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty)が、総合4位まで急上昇しており一人でもアシストがかけると大変だ。
第15ステージを乗り切ると、休息日なので走り切って貰いたい。
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