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世界選手権ロード 新城幸也が素晴らしい走りを披露 世界王者は誰?

海外情報
Photo by Jonathan Bean on Unsplash
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2020世界選手権エリートロード。

日本からは新城幸也ただ一人が出場していたが、スタート直後からの逃げに乗ってくれた。

一人なのでこの作戦もありだろう。メディアに露出して目立つことも重要だ。

 

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7人の逃げ

https://tiz-cycling-live.io/stream2.php

photo tiz-cycling ストリーミングより

新城幸也はスタート直前からのアタックに乗った。

  1. KOCH Jonas ドイツ TeamCCC
  2. TRÆEN Torstein ノルウェーUno-X Pro Cycling Team
  3. FRIEDRICH Marco オーストリア Tirol KTM Cycling Team
  4. FOMINYKH Daniil カザフスタン Astana Pro Team
  5. ARASHIRO Yukiya 日本 Bahrain – McLaren
  6. GROSU Eduard-Michael ルーマニア NIPPO DELKO One Provence
  7. CASTILLO Ulises Alfredo メキシコ Elevate – Webiplex Pro Cycling 

 

カザフスタンはエースのアレクセイ・ルチェンコがコロナでスタートしなかったので、逃げにメンバーを送り込んでいる。

 

 

残り170KMでタイム差は5分となってきた。もう少し泳がせて貰えるかと思っていたが、タイム差を縮めてくるのが速い。

 

残り160kmで6分近いタイム差にまた広がる。しかし、これ以上のタイム差は与えてくれないようだ。

 
集団はベルギーやスイスが先頭で引いている。スイスはマルク・ヒルシのためだろう。
 
逃げのメンバーは5人となる。タイム差はまだ122kmを残して5分30秒。
 
これまで後方にいることが多かった幸也も先頭交代の比率が増えていく。
 

新城幸也は108km地点で遅れる

あ~、しかし新城幸也は残り108km地点で遅れてしまう~。これまで登りでは後方で力をためていたかと思っていたが、結構足にきていたようだ。

 
先頭は2人に。残り100kmでタイム差は4分30秒。
  1. KOCH Jonas ドイツ TeamCCC
  2. TRÆEN Torstein ノルウェーUno-X Pro Cycling Team

 

幸也は一人になっても頑張って前を追うがタイム差は離れていく。だが、ここから驚異的な粘りを見せてくれる。
 
幸也は108km地点で切れてから、すでに22km一人で走っているがタイム差を保っている。
登りで遅れなければよかったのだけど。
 
頑張っていた幸也だったが、ついに登りでタイム差が1分まで開いてしまう。
 
 

15%勾配で後ろと40秒の差に。この時点で24kmも一人で走っている。

 

新城幸也は残り74km地点で、ついに集団に飲み込まれてしまう。実に一人で32キロも頑張っていた。

今回たった一人の参加であり、逃げに乗るというのは正解だったと思う。

 

先頭の二人も捕まる

フランス勢が一気にペースを上げて、先頭の二人を飲み込む。次の展開に向けて集団が活性化していく。

 

フランス勢はずっと先頭を引き続ける。その後ろはベルギー勢。スイスと続く。

 

タデイ・ポガチャルはバイクチェンジ

タデイ・ポガチャルはサポートに何か言っていた。するとサーキットに入ってからバイクチェンジ。

 

集団がかなりペースを上げている時に、最後尾から追いかける。これは無駄足だ。

 

ラスト2周の登りからはベルギー勢が前に。グレッグ・ファンアーヴェルマートが前を引く場面もある。

 

なんとバイクチェンジして最後尾にいたタデイ・ポガチャルがアタックをかける。残り40kmもあるのに一人で行く気なのか?

頂上までに8秒のタイム差をつける。

 

タデイ・ポガチャルは後方にいるプリモシュ・ログリッチのためか下りも全開で走ってタイム差を15秒まで広げる。

 
ラスト1周のサーキットに帰ってきたが、ジュリアン・アラフィリップは最後尾にいる。何故前にいないのだろうか?
 

タデイ・ポガチャルは下りで一時6秒差まで詰められるが、後ろをみて集団が見えてもあきらめない。

逆にサーキットに入ってタイム差を18秒まで広げる。なんという平地のスピード!

 

登りに入り、10秒まで迫ったところで集団からトム・デュムランがアタック!

二人がランデブーとなるが、集団も追いついて振り出しに。

 

最後の登りで決着

最後の登りに向けて、散発的なアタックがかかり続ける。ここでもタデイ・ポガチャルはまだ前にいる。どんな体力なんだ!

 

ラスト20kmでヴィンチェンツォ・ニバリがアタックをかける。数人が逃げ出しそうになるがベルギー勢が許さない。

 

登りに入り、ティッシュ・ぺノートが先頭を引く。イタリア勢とフランス勢がぴったりとマーク。

 

先頭はグレッグ・ファンアーヴェルマートが引く。これで集団は崩壊状態に。ついに最後の戦いが始まる!

まずは、マルク・ヒルシがアタックをかける。

 

マルク・ヒルシが前を引く実力者しか残っていない展開からフランスのエースが動く。

満を持してアタックをかけたのはジュリアン・アラフィリップだった。渾身のアタックで後続を8秒引き離す。
 
 
前を追うメンツは良いメンバーだが、誰がひくかでお見合い状態。
 
 

ラスト7kmで15秒の差。これは逃げ切れるのか?

前を追うメンバーは

  1. ヤコブ・フルサン
  2. ワウト・ファンアールト
  3. マルク・ヒルシ
  4. ミハウ・クフィアトコフスキ
  5. プリモシュ・ログリッチ

最強のメンツが後ろから追ってくる。

 

だが、サーキットに入ってもジュリアン・アラフィリップのスピードは衰えない。さらにタイム差を広げてゴールに向かって突き進む。

 

なんと、ジュリアン・アラフィリップが世界チャンピオンだ!

今年中々勝利に結びつかなったアラフィリップのアタック。ついに最高の舞台で決めることが出来た。素晴らしいとしかいいようがない勝利だった。

 

こちらはハイライト

リザルト

Rnk Rider Team Time
1 ジュリアン・アラフィリップ
France 6:38:34
2 ワウト・ファンアールト Belgium 0:24
3 マルク・ヒルシ Switzerland ,,
4 ミハウ・クフィアトコフスキ Poland ,,
5 ヤコブ・フルサン Denmark ,,
6 プリモシュ・ログリッチ Slovenia ,,
7 マイケル・マシューズ Australia 0:53
8 アレハンドロ・バルベルデ Spain ,,
9 マキシミリアン・シャフマン Germany ,,
10 ダミアーノ・カルーゾ Italy ,,

 

 

 

 
 

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