ツール・ド・フランスやレースにおいてコースの風向きや風速は非常に重要な情報だ。
平坦ステージにおいても重要で、横風分断などが起こる位置を事前に把握できるとレースは有利に展開できる。
ツール第20ステージ個人TTでも、レースリーダーのプリモシュ・ログリッチェがコースに出た時、どのポイントで向かい風や横風が吹いているのか、どのくらいの速度で吹いているのか?
この風の情報が事前にわかっていれば対処も出来る。
Jumbo-Vismaは、風の情報を事前に入手出来るアプリを使用してペース配分を計算。
Epic Ride Weathe
Epic Ride WeatherはTeam Jumbo-Vismaの公式サプライヤー。
Epic Ride Weatheの意味は、素晴らしいライドの天気と言った意味でサイクリストのための天気予報だ。
Epic Ride Weatherは、Strava、Ride With GPS、Komoot、MapMyRide、Trailforks、Runkeeper、TCX、またはGPXファイルからのルートを使用して、ライド中の気温、降水量、風速、風向を予測する。
データをインポートしたら、表示するルートまたはセグメントを選択し、開始時間と推定平均速度を入力するだけで、非常に詳細な気象情報、気温、風向を提供する。
風速はコースの各ポイントで示される。コースの場合は、2D風向マップの下に標高プロファイルも表示される。風が強いほど、風の矢印アイコンは大きくなる。
自分のいつも使うコースなども登録しておけるので便利だ。
一般のサイクリストでも、天候の変わりやすい山岳地帯や長いライドの場合には役に立つこと間違いない。
走るコースの風速、風向きを知っておけば、ペース配分なども計画出来る。
ツール第20ステージの予想データ
ツール第20ステージ個人タイムトライヤルのプリモシュ・ログリッチのスタート時間と推定平均速度33km/hを入れて表示させたのが上の画像。
スタート時には、風が強いことがわかる。事前に走るコースの風向きを知っていればレースになって慌てることもない。
風が弱くなる前からペースアップ出来ればタイムにも反映されるはずだ。Jumbo-Vismaはこんなアプリでレースの予測もしている訳ですね。
Epic Ride WeatherはApple App StoreとGoogle Playストアでダウンロードできる。
Epic Ride Weather継続して使用するには、月額または年額のサブスクリプションが必要だが、30日間無料で1000回の無料予報が付属している。
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