Team Jumbo-Vismaはツール・ド・フランス第18ステージが終わった後に2つの苦い事件にあってしまう。
一つは、スポーツディレクターのMerijn Zeemanがツールから追放と罰金。
ステージ3位となったワウト・ファンアールトも罰金となっている。
機械ドーピングの検査中
事件は、レース後にプリモシュ・ログリッチのバイクのモータードーピングチェック中におこった。
Merijn Zeemanが自転車のチェック中にUCIの従業員に脅迫し、侮辱したとなっている。
UCI第8.2.2条に従い、
そのためにZeemanがレースから削除されたと述べている。
昨日、私は、リーダーのプリモシュログリックのバイクチェックをしていたUCIコミッショナーに対して、口頭で不適切な振る舞いをした。
委員が自転車からブラケットを個別に分解したので、私は腹を立てた。
この分解中にプリモシュの自転車が損傷した。この事件にもかかわらず、私は自分の冷静さを保ち、UCIコミッショナーに敬意を表するべきだった。私がこれをしなかったのは残念です。
と、なっている。
バイク検査でバイクを壊されたら誰だって怒るでしょう。まして部品がなかったら乗れなくなるので大変なことになる。
まあ、ツールのメカニックなので部品は持っているでしょうけど、ブラケットなんて分解してもモーターはまず出てこない。
モーターのスイッチとかないかを検査したかったのでしょうけど。Merijn Zeemanはサポートカーも会場の公認ゾーン内には入れない。
残念ながら、最後の表彰式も遠くから見るかしかない。
モータードーピングのチェックの方法は以下でも記事にしているけど、赤外線か車で検査したりするはずだけど。
ワウト・ファンアールトの罰金
第18ステージでは、追走集団のトップでゴールして3位となったワウト・ファンアールト。
彼の罰金は、指定されたゾーンの外にゴミを捨てたことで200スイスフランの罰金。
さらに、サポートカーに長く、手をかけて走っていたとして
- 200スイスフランの罰金
- 一般分類では10秒のペナルティ時間
- ポイント分類では4ポイントの控除
- 山岳分類では4ポイントの控除
と厳しい処置を受けている。
Team Jumbo-Vismaは、レース後に後味の悪い結果となってしまった。
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