世界選手権開催地はスイスから、イタリアのイモラに変更となった。
日程では、4日間だけの開催となる。すでにコースは発表されているので、その詳細をみてみよう。
2020世界選手権ロード
🚨 Route Announcement | Men Elite Road Race 🌈
🗺️ 258.2km
⛰️ 5000m
🔁 9 x 28.8km loop
More info 🔗 https://t.co/tWQigsoA7E#Imola2020 pic.twitter.com/lEHtpYTnWy— UCI (@UCI_cycling) September 11, 2020
男子エリートは28.8kmの周回を9周。小刻みなアップダウンに見えるが逃げによる小グループの戦いとなりそうだ。
周回コースの詳細
28.6kmの周回コースの中に二つの登りがある。
- マゾラーノ(登坂距離2.7km・平均勾配6.1%) 最初の1kmは9.6%という勾配。
- シーマガリステルナ(登坂距離2.6km・平均勾配6.4%) 1.4kmで10.6%の勾配を含む
もっとも厳しい所は、14%の勾配がある。
各ラップの最初と最後の3キロはF1サーキットで走行し、残りはブドウ畑の間の傾斜した狭い道路を走る。
2つの勾配が連続し、ライダーは休む暇もないだろう。
まだ各国のライダーは決定していないが、脚質的にはパンチャー有利のコースとなった。ツール終了から回復する時間もないが、あげるとすれば今シーズン絶好調のワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップ、マルク・ヒルシなどが有利か。
マチュー・ファンデルプールも、この程度の長さの丘ならば問題なく越えてくるはずだ。
2020世界選手権タイムトライヤル
タイムトライアルルートはより平坦で、長さ31.7 km、標高差は200m。
🚨Course Announcement | Men Elite Individual Time Trial 🌈
🗺️ 31.7km
⛰️ 200m
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コース前半を微妙に登っていくコース。距離は31.2kmと短い。時速50kmを越えるスピードで決着がつくだろう。
トム・デュムランも意欲を見せており出場する可能性は高い。ディフェンディングチャンピオンのローハン・デニスも登場してくるはずだ。
ティレーノ〜アドリアティコを走っているゲラント・トーマスも出場を希望している。
こちらも各国の代表が決まったら優勝候補が見えてくる。
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