シドニーに拠点を置くBossi BicyclesからBossi Strada SSチタンバイクが登場。
新しいStrada SSロードバイクは、従来のチタン製品よりも強く、軽く、チタンの乗り心地と耐久性を提供することを目的としたバイク。
チタンバイクでのケーブル内装は初めてではないかな。
Bossi Strada SS
ディスクブレーキにケーブル内装。SRAMを搭載したバイクは言われないとチタンバイクだとは気づかない。
チタンフレームの溶接は難しいと言われ実際に施工できる技術を持っているブラントは少ない。
チタンは絶対的なパフォーマンスではカーボンに敵わないが、金属でありながら圧倒的に錆に強く、バネ感のある独特の乗り味があり高級自転車として認知されている。
ダウンチューブ、トップチューブ、シートチューブはすべてハイドロフォーミングとダブルバテッドで、耐久性を維持しながら肉厚を薄くしており軽量化された。
通常チタンバイクの場合、ヘッドチューブとダウンチューブやトップチューブの接合部分は見た目でわかるのだが、このStrada SSロードでは全くわからない。
接合されている部分はベルトサンダーで研磨されシームレスな形状となっている。また通常チタンバイクで見られる丸チューブではなく、エアロなD型形状になっているのも注目だ。
FSAのACRシステムにより、ケーブル内装。機械式でも電動でも対応可能となっている。ハンドルはVision。
ドロップシートステイが採用されている。シートステイはとても細い。
シートクランプは内蔵になっている。トップチューブに6角ボルトの形状が見える。
BossiはT47ネジ付きボトムブラケットシェル(幅86 mm)を使用することを選択。
ブレーキはディスクブレーキのみ。フォーク部分は、ノコックカーボンフォーク。
フレームには、レーザーで刻印されたロゴと、ヘッドチューブにCNC刻印のロゴが付いている。
ブラシ仕上げが基本だが、カスタムペイントと陽極酸化オプションも提供している。
現在予約受付中で配送は2020年12月を予定。
フレームセットの価格は5,499ドル(約58万円)。ペイントが除かれた完成価格は 14,499ドル(約150万円)。
まさに高級バイクの価格かも。
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