イタリアのカンパニョーロは、すぐにEkarと呼ばれる新しい13スピードの砂利グループセットを発売する予定。
それはすでに、2021モデルのバイクにスペックされている。
CAMPAGNOLO EKAR 1X13
Triestina JENAは、コンポーネントの中から、CAMPAGNOLO EKAR 1X13が選択できる。
CAMPAGNOLO EKAR 1X13に対応するホイールは2種類。
- MicheGraff Aluホイールは€4,700(約58万円)
- Campagnolo Shamal Carbon C21ホイールは€5,600(約69万円)
が選択できる。
二つのホイールは13速化に対応しているということだ。CAMPAGNOLO SHAMAL CARBONのハブの13速化については、あとで説明。
これらのオプションをクリックすると、次の個別のコンポーネントが表示される。
Campagnolo Ekar 13SシフターCampagnolo Ekarブレーキ
Campagnolo Ekar 13S RD21-EK13リアディレイラー
Campagnolo Ekar 40T FC21-EK13チェーンセット
Campagnolo Ekar 13S 9-42T CS21-EK1392カセット
Campagnolo Ekar CN21-EK13チェーン
ブレーキは、160mm Campagnolo AFSローターを使用したディスクブレーキ。
ここで最も興味深いのは、スプロケットの範囲が9Tから42Tであるということだ。
ShimanoのGRX砂利グループセットで使用できる最小のスプロケットは11Tであり、SRAMの場合10Tなので、いかに小さいかがわかる。
カンパからの正式発表はないので、画像とかはまだない。
Shamal Carbon DBホイールが伏線か?
カンパは、新しくなったシャマルカーボンホイールで、新しいN3Wフリーハブを使用していた。
- 左側が、これまでのカンパのフリーハブ
- 真ん中が、N3Wフリーハブ
- 右側が、N3Wフリーハブにアダプターをつけたもの
シャマルに搭載されているN3Wフリーハブは、既存のハブより4.4mm短い。そのため10~12速のカセットに対応するには、左側のようにアダプターが必要になる。
このN3Wフリーハブこそが、13速化に向けての伏線だったのだ。13速の場合にはアダプターを外せば良いだけだ。
シャマルの新ホイールの時には13速化は発表されてないが、すでにハブは13速化が出来ていたということになる。
Shimanoは12速にもなってないのに、カンパが13速を出してきたらどう対抗するんでしょうね。
グラベル用の13速が可能でハブも新しい規格が出来ているならば、ロード用13速が出るのも時間の問題かもしれないですね。
N3Wフリーハブの解説は以下の記事を参考にしている。
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