Garminはアメリカで特許申請(US 2020/0114242)しており、Vectorペダルにシクロクロスおよびマウンテンバイク固有の機能を追加することを検討している。
ライダーがペダルにクリップされているかどうかを検出する新しい技術は、オフロードパワーメーターペダルへの道を開く可能性がある。
特許は何を示唆しているのか?
ガーミンエッジバイクコンピューターは、ライダーの運動レベルとクリップされているかどうかに関する情報を表示できる。
また、図面から、互換性のあるヘッドユニットがペダルから外された時間に関するデータも表示できることが示唆されている。
特許出願は、ライダーがどのように乗っているか、停止して自転車にまたがっているか、自転車にまたがって歩いているか、自転車に沿って歩いているかを判別し、それぞれに基づいてパフォーマンスデータを提供する方法を説明している。
特許申請されている実施形態は、ベクトルペダルまたは他の任意の力および加速度センサーなどの1つ以上のペダルに取り付けられたセンサーを利用して、サイクリストの足の状態を決定する。
Garminのベクターペダルは、この分析を実行するように構成できる、というものだ。
ここでガーミンが示唆しているのは、現在のベクターパワーペダルの機能を使用して、クリップされたデータのイン/アウトを測定できるということ。
クリップアウト率の改善
シクロクロスの場合には、バイクに乗っている場合とランニングなどで走っている場合もある。
この数値を下げると、コースのより多くの部分に乗ったことになる。これは、ラインの選択を改善したこと、または上手く乗りこなせたことを示唆している。
ペダルから外された時間のデータを提供できることで、トレーニングに必要な実行時間を示唆するために使用できる。
泥の多かったレースでどれだけライド出来たかとかが分かる訳ですね。
オフロードのペダルベースのパワーメーター?
Garminのパワーメーターは、ベダル型。
オフロードペダルベースのパワーメーターでは、信頼性が重要な要素になる。これは、通常、シクロクロスで見られる水の浸入、ドロ、または自転車の絶え間ないジェット洗浄により、繊細な電子機器が破壊されるため。
gaminは、
クリップされた状態と変化に関する統計を、実際の自転車のパフォーマンスメトリックに関する統計と組み合わせることが望ましい場合がある。
と述べている。
とても難しい技術が必要となりそうだが、果たしてペダル型でシクロクロスやマウンテンバイクでも使用出来るペダル型のパワーメーターが開発されるのか。
これから注目していきたい技術になりそうだ。
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