英国で最も裕福な男性の1人であるジム・ラトクリフが所有するエネルギー事業INEOSは、コロナウイルス危機によって引き起こされた石油需要の低迷の中で、緊急融資を政府に要請した。
Ineos Groupと国営中国企業のPetroChinaが共同所有するPetroineosが、融資について、スコットランド政府と英国政府と数週間話し合っている。
その額は5億ポンド(約650億)にもなる巨大な融資を確保する予定だが、正式な要求は最終的にはかなり少ない金額になる可能性があるとも言われている。
4月に、チームのスポンサーの経済的安全性について尋ねられたとき、Team INEOSのGMであるデイブ・ブレイルスフォードは質問をかわし、
一部のチームは他のチームよりもわずかに苦しむ可能性がある。メインのスポンサーが属するビジネスセクターによって異なる。
と述べていた。
大企業がスポンサーだから、全く問題ないのかと思っていた。ジム・ラトクリフの財産だけでも180億ポンド(約2,300億)あると言われ、1年前にモナコに移り住んでいる。
また、以前デイブ・ブレイルスフォードは、ツール・ド・フランスが安全に行われない場合、チームは出場しないと言っていたが、そうもいかないのではないだろうか?
スポンサーが緊急融資を受けるような状況では、チームの存続さえ危ないかもしれない。
INEOSは巨大企業だが、多くは石油に依存している。その原油価格の先物価格がマイナスになるくらいだから、当然大きな影響があることは間違いない。
チーム予算の50億の内、80%は人件費と言われておりTeam INEOSでさえ給料減額もありえるかもしれない。
アスタナのスポンサーも石油に依存しており、今年レースがなければチームは消滅してしまうと言われてる。INEOSは大丈夫なのか?
コメント