フィリッポ・ガンナは2019UCIトラック世界選手権4km個人追において世界新記録を樹立している。
これは人類史上初の4分の壁を破る一歩手前の大記録だ。
フィリッポ・ガンナはイタリアでのロックダウン中に、アワーレコードへの挑戦を考えていることをインタビューで答えている。
そして、4kmで4分の壁を破ることも考えているようだ。
アワーレコードチャレンジ
フィリッポ・ガンナもイタリアでロックダウン中で、Team INEOS Alpe du ZwiftレースやDigital Swiss 5にも出場。
自宅での練習はもっぱらZwiftでトレーニングしている。
隔離期間中、ガンナは、アワーレコードについて定期的に考えていたそうだ。レーススケジュールが確定して、チームと一緒に明確なアイデアが得られたら、ガンナは提案するそうだ。
私は一度もチャレンジしたことがない。どんな努力をすれば良いのかもわからない。
通常のタイムトライヤルでさえ大変なのに、ツール・ド・フランスを制したブラットリー・ウィギンズでさえも、人生で最も過酷な試練だったと言っている。
高いハードルとなるだろう。だが、チャレンジする価値は十分にあるし、実力もある。
4分の壁を破る
今年の終わりまでに、チームと一緒にイベントを企画して、理想的な条件を探して、4分間の壁を突破しようとした。シーズンの終わりに向けて準備をしていた。
すでにこれも計画済みのようで、あとは理想的なトラックを見つけるだけだ。海抜が高ければ抜けると考えられている。
あとは、自分の身体を高地に順応させること。これにはTeam INEOSとイタリア代表チームのスタッフの協力も仰がなければならない。
私はTeam INEOSのスタッフだけでなく、イタリア代表チームのスタッフも信頼している。それがなければ、私は動きません。それが明確かどうかはわかりませんが、レースプログラムがない場合には家にいることになる。
自宅監禁中だと、これらの不健康なアイデアを生み出してしまう(笑)
INEOSは以前にもマラソンの INEOS 1:59 Challengeを実施しており、フィリッポ・ガンナのINEOS 3:59 Challengeも行うことも十分考えられる。
こちらはアワーレコードよりも記録達成の可能性は高いのではないかな。ただ、短距離と長距離となるので練習内容が異なるだろうから、調整は大変だ。
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