今年の冬の寒さは異常ですね。最強寒波が何度も襲ってくる。
日曜日は、皆で朝練の日です。楽しみにしていたのに~。またまた朝から雪が降ってきて、走れなくなりました(涙)
ああ、寒い。では、この冬の異常な寒さの原因は何なのか調べてみました。
すると、ラニーニャ現象が発生しているからと知りました。ラニーニャとかエルニーニョとか良く聞く言葉なのですが、それが何なのかは具体的には知りませんでした。
調べてみるとは、自転車乗りの私はエルニーニョ君に頑張って欲しいことがわかりました(笑)
ラニーニャの言葉の意味は
エルニーニョはおとこの子の意味があります。
クリスマスの頃に発生するので、イエス・キリストの誕生にちなんでおとこの子(エルニーニョ)と呼びました。こちらもスペイン語です。
ちなみに英訳すると、どちらも神の子となるようです。
ラニーニャ現象とは
簡単にいうとペルー付近の海水温度が平年よりも低くなる現象。
その状態が1年程度続く現象です。その逆の現象で、同じ海域で海面水温が平年より高い状態が続く現象はエルニーニョ現象と呼ばれている。
気象庁では、エルニーニョ監視海域の海面水温の 基準値との差の 5か月移動平均値が6か月以上続けて +0.5℃以上となった場合を「エルニーニョ現象」、−0.5℃以下となった場合を「ラニーニャ現象」と定義しています。
引用 http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/elnino_table.html
それぞれ数年おきに発生します。
ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。そのため気象庁は常に監視しているようです。
ラニーニャ現象の原因は
ラニーニャ現象とエルニーニョ現象の原因は風です。
地球には、偏西風と貿易風という大きな気流が2本流れています。
このうち貿易風が(赤道上で西に吹く風)が強くなることに原因がある。
ペルー沖の海水が貿易風によって西側に追いやられていくと、深海の冷たい水も一緒に引っ張られて、冷たい水がどんどん上へあがっていくことで海水温が下がり、ラニーニャ現象が起きてしまうそうです。
しかし、ラニーニャ現象の詳しい原因については、まだまだ解明されていないことが多いようです。
ラニーニャ現象になると
ラニーニャとエルニーニョ現象による、それぞれの特徴です。
ラニーニャ | エルニーニョ | |
ことばの意味 | 女の子 | 男の子 |
ペルー沖海水面の温度 | 低い | 高い |
夏の天候 | 猛暑 | 冷夏/猛暑 |
秋の天候 | 暖秋 | 暖かい |
冬の天候 | 寒波・大雪 | 暖冬・雪が少ない |
こうやってみると、エルニーニョのほうが夏は涼しくて、冬は暖かいのでこちらのほうが良いように思うのは、自転車乗りの私だけでしょうか?
ラニーニャが起こると、南方振動と呼ばれる現象で次は又、エルニーニョ現象となるようです。
まとめ
今現在のラニーニャ現象ですが、まだ少し続くようです。つまり春先まで寒いようです。
まだ、1月ですから2月も寒いのかなあ~。自転車乗りとしては、そろそろ貿易風が弱くなってエルニーニョ現象に来て貰いたいですね。
こんなに雪の続く冬も珍しいです。これもラニーニャ現象の影響だったとは。
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