Deceuninck-Quick-StepとBora-Hansgroheが乗ったセキセイイコンをテーマにした、アルミニウムSpecialized Allez Sprint Disc。
これはSpecializedのダウンアンダーコレクションのバイクフレーム。
Deceuninck-Quick-Stepでこのバイクに乗ったのはサム・ベネットくらいしか確認出来ていない。
サム・ベネットはシュアルベ・クラシックでは思うような成績が残せなかった。だが、これはバイクの問題では決してない。
Specialized Allez Sprint Disc
サム・ベネットが乗ったSpecialized Allez Sprint Discは、フレームがアルミである以外は普通の装備なので、全く違和感がない。
普通は、Deceuninck-Quick-Stepのパイクと言えばこんな感じだ。
こちらは、ミケル・モルコフが乗るバイク。
トップチューブにはしっかりと、サム・ベネットの名前が貼ってある。
ラグをみるとアルミフレームだということが良くわかる。
D’Aluisio Smartweld(ダルージオ・スマートウェルド)テクノロジーを使用しており、溶接材をより必要な部位に与えてコンプライアンスを増やしつつ、剛性を高めたアルミバイクを可能にしている。
その剛性の高さは、これまでに作製したバイクではもちろん、テストしたものの中でも一番のものだ。
サム・ベネットのシューズもダウンアンダーコレクションのもの。やはり、アルミフレームに乗っているのはサム・ベネットだけのようだ。
ヘルメットとかシューズは他の選手もダウンアンダーコレクションを使ってますね。
みなみに、BORAはイデ・シェリンともう一人は誰だろう? 二人乗ってますね。
Specialized Allez Sprint Discに乗ったサム・ベネットは
アルミフレームの自転車を最後に所有したのは、私が15歳の頃だった。これは私が乗った中で最も硬いバイクの1つだね。
実際に私は本当に感銘を受けた。私はチームからそれを購入したいと思っているが、それが可能かどうかを知りたいと思っています。
本当に買う気なんだろうか? リップサービスだろうけれども気に入っているのは確かのようだ。
フレームは17万8千円で期間限定で販売される。
Deceuninck-Quick-Stepのメンバー
Who is excited about the start of the @tourdownunder, the Wolfpack’s first race of the season? 😃😃😃😃
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) January 20, 2020
Video: @lapedalecc pic.twitter.com/h7DdHKs1Nu
サム・ベネットはシュアルベ・クラシックでは16位でゴールとなった。リードアウト役だったミケル・モルコフが7位にはいっており、一緒でなかったことがわかる。
サム・ベネットはラスト3周で発生したクラシュで集団が割れた時に、チームメイトとはぐれてしまったようだ。
一度ポジションを失うと、スピードの上がっている集団の中を前に上がるのは一人では厳しい。雨も降っており、無理して上がることも出来なかったようだ。
サントス・ツアーダウンアンダーに望むメンバーは以下の通り。
メンバーは、マティア・カッタネオ以外は、全員クライマーかパンチャーを揃えており、サム・ベネットのスプリント勝利を狙った布陣。
まずは第1ステージ150kmの平坦路で行われるが、全くのフラットではない。30kmの周回コースを5周。
周回コースの中には、平均勾配7.2%の登り「ブレークネック・ヒル」がある。全部で5回登るが、2周目(46.9㎞地点)と4周目(106.8㎞地点)が、3級山岳ポイントとなっている。
スプリンターは、この登りをこなして2020年最初のスプリンター決戦を行う。当然サム・ベネットもウルフパックを背に勝利を狙うことになる。
サム・ベネット自身も、Deceuninck-Quick-Stepで勝てないスブリンターにはなりたくないと言っており、エースとして望む限り勝たなければならない。
さあ、2020年最初の勝利を上げるスプリンターは誰だろう?
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