ワウト・ファンアールトにとって、2026 ブエルタ・ア・エスパーニャは特別な大会になった。
ポイント賞を獲得し、さらに最終日の表彰台では思わぬ「もう一つの賞」が待っていた。
ワウト・ファンアールトは一度ポイント賞の表彰台に上がった後、再び呼び戻され、スーパー敢闘賞(Super Combativity)を獲得した。
本人も、なぜもう一度呼ばれたのか、その瞬間まで分かっていなかったという。
実際、ワウト・ファンアールトは「緑のジャージから始まったので、また呼ばれたのは変だと思った」と振り返っている。
スーパー敢闘賞獲得
Wout starting his CX prep early
Wout van Aert brushed up on his stair climbing when riding to the podium to collect the super-combativity award at La Vuelta a España after Stage 21.
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#LaVuelta26 pic.twitter.com/YcgVxth2EA— Velon CC (@VelonCC) September 13, 2026
ワウト・ファンアールトは、今回のブエルタでポイント賞を獲得した。最終的なポイントは326で、チームメートのマシュー・ブレナンを53ポイント上回った。
さらにワウト・ファンアールトは、山岳賞争いにも加わった。
山岳賞ではサンティアゴ・ブイトラゴが78ポイントで優勝し、ファンアールトは62ポイントで2位。
わずか16ポイント差だった。特に終盤の山岳ステージでは、ファンアールトが山岳ポイントを積極的に狙う場面もあり、ブイトラゴ自身も「ファンアールトには本当に怖さを感じた」と振り返っている。
そして、その象徴ともいえるのが第20ステージだった。
ワウト・ファンアールトは序盤から積極的に動き、中間スプリントでポイントを獲得。さらに山岳ポイントも狙い、最終的にはセップ・クスを総合5位へ押し上げるために力を使った。
Wout left on the road
In his latest all-action display, Wout van Aert made a last-ditch attempt to win the mountains jersey at La Vuelta a España on Stage 20 and when that fell short, he reverted to playing domestique for GC leader Sepp Kuss. pic.twitter.com/QCxToG20Qn
— Velon CC (@VelonCC) September 12, 2026
第20ステージでは力を使い果たし、クスのアシストに回ったことで、最後の2つの山岳ポイントを取りに行くことはなかったが、それでも山岳賞2位を確保した。
そして最終ステージも、ファンアールトには優勝の可能性があった。
しかし、残り1周となったところでBahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオがアタックすると、ファンアールトはその動きについていくことができず、最終的にステージ優勝争いから後退した。
それでも、最後に待っていたのがスーパー敢闘賞だった。
度重なるアタック、スプリントポイントの獲得、山岳ポイントへの挑戦。そしてチームメートの勝利を助ける仕事までこなした3週間だった。
本人はこの賞について、「ツールでもすでに獲得している。レースを始めるときに狙うような最大の賞ではないが、誇りに思えるもの」と話している。
ポイント賞を獲得し、山岳賞では2位。そして最後にはスーパー敢闘賞。「スーパーワウト」は、シーズン終盤に入って完全に活性化した。
Van Aert gana la malla que mereció hace dos años: “Tres semanas maravillosas”https://t.co/RhUhOFvXtA#LaVuelta26 #Ciclismo #Cycling pic.twitter.com/JVTIySElvL
— Ciclismo Internacional (@CiclismoInter) September 14, 2026
2年前の悔しい思いを完全に払しょくしたのだ。
2026年ブエルタは、ワウト・ファンアールトの多才さを改めて印象づける3週間となった。



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