2024 ブエルタ・ア・エスパーニャで、ポイント賞と山岳賞の両方を目前にしながら落車リタイアしたワウト・ファンアールト。
2026年大会では再び山岳賞を狙っていたが、第18ステージ終了後、サンティアゴ・ブイトラゴとの差を考慮して争いから退くことを決めている。
山岳賞を断念し、最後はセップ・クスとステージ優勝を狙う
Wout van Aert laat bergtrui-ambities varen: “Richt me liever op de rit van zondag”https://t.co/xbMzZe88XY
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— Wielerflits.nl (@WielerFlits) September 10, 2026
ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージの個人タイムトライアルを終え、ワウト・ファンアールト(Team Visma | Lease a Bike)が山岳賞争いから退くことを明らかにした。
ファンアールトは今大会、ポイント賞の緑のジャージをほぼ手中に収めている一方、山岳賞でもサンティアゴ・ブイトラゴ(Bahrain Victorious)を追っていた。
第18ステージ終了時点で、ブイトラゴとファンアールトの差は29ポイント。第19、第20ステージにはまだ多くの山岳ポイントが残されているため、数字の上では逆転の可能性が残されていた。
しかし、ファンアールトはここで方針を変えている。
ブイトラゴが厳しい登りで非常に強い走りを見せていることを踏まえ、山岳賞を獲得するのは難しいと判断。残る山岳ステージで無理にポイントを追うのではなく、別の目標に集中することを選んだ。

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「山岳賞を獲得するのは不可能だ。ブイトラゴは厳しい登りで本当に強い」
そう語ったファンアールトが、今後に向けて視線を向けるのが最終ステージだ。
9月13日に行われる第21ステージはグラナダを舞台とする最終ステージ。ファンアールトは、ここでセップ・クスとともにステージ勝利を狙う考えを示している。
今回の決断には、2年前の苦い経験も重なる。
2024 ブエルタ・ア・エスパーニャでファンアールトは圧倒的な活躍を見せ、ステージ3勝を挙げるだけでなく、ポイント賞と山岳賞の両方で首位に立っていた。
しかし第16ステージ、コバドンガ湖へ向かう途中の下りで落車。右膝に深い傷を負い、レースを途中棄権した。山岳賞とポイント賞の両方を手にする可能性を残したまま、突然ブエルタを去ることになった。
それから2年。
2026年大会では、ファンアールトはすでに第13、第15ステージを制し、ポイント賞でも大きなリードを築いている。第18ステージ終了時点でも緑のジャージはほぼ手中にあり、今回は最後までレースを走り切ることが大きな意味を持つ。
だからこそ、残りの山岳ステージで山岳賞を追い続けるのではなく、最後のステージ勝利という明確な目標に切り替えた。
ワウト・ファンアールト自身も、残りのステージには厳しい山岳と長い移動が待っており、最終日には全員が疲労しているだろうと見ている。そのうえで、セップ・クスとともに最後のステージを勝ち取りたいというチームとしての狙いを明らかにした。
ワウト・ファンアールトの2026年ブエルタは、最後の2日間を「山岳賞争い」ではなく「最終ステージの勝利」に懸ける戦いへと変わった。





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