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2026 ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ マッズ・ピーダスン、絶好調だったツールから一転 ブエルタ離脱も

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2026 ツール・ド・フランスで鬼神の強さを見せつけたマッズ・ピーダスン。

ポイントを稼ぐだけでなく、厳しいステージでも前へ出て勝負し、今季を代表する存在感を見せていた。

 

ところが、ブエルタ・ア・エスパーニャでは様子が一変している。

第10ステージを終えたマッズ・ピーダスンは、自分の状態に明らかな違和感があることを認め、このままレースを続けるべきかどうか検討する状況にまでなっている。

 

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形は悪くない。でも何かが明らかにおかしい

 

第10ステージはマッズ・ピーダスンにとって、適性のあるコースだった。

丘陵区間が続き、最後は集団が絞られていく。スプリント能力と登坂力を併せ持つマッズ・ピーダスンなら、本来は勝負に絡めるステージだった。

しかし重要な終盤の登坂で早々に集団から遅れ、フィニッシュでは後方に沈んだ。

レース後、マッズ・ピーダスンは現在の自分には「レベルがない」と説明。体調そのものが完全に悪いわけではないものの、何かが明らかに普段とは違うと語った。

 

ここまでのマッズ・ピーダスンのスプリンターステージの成績は

  • 第2ステージ 4位
  • 第8ステージ 2位

悪くはないのだけど、ツール・ド・フランスの時の強さでないのは確か。実は、ブエルタ序盤から、マッズ・ピーダスンには体調面の不安があった。

本人によれば、レース中には軽い喉の不調もあり、それがパフォーマンスに影響している可能性はある。

しかし、それだけでは現在の苦戦を説明できない。自分ではトレーニングの状態は悪くなく、「身体の状態はそれほど悪くない」と感じている。

それなのに、レースになると力が出ない。

第10ステージでも、重要な登りで集団から離れ、その後は前方へ戻ることができなかった。

そして本人は、今後についてチームとすぐに話し合う必要があるとした。

「このまま続けたい気持ちはある。ただ、ある時点では意味があるかどうかを考えなければならない。」

というのが現在の心境だ。

 

世界選手権への焦り

 
 
 
 
 
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マッズ・ピーダスンにとって、今回の不調がより深刻なのは、9月27日にモントリオールで世界選手権ロードが行われるからだ。

2019年に世界王者となったマッズ・ピーダスンは、再びアルカンシェルを狙う立場。

しかも、タデイ・ポガチャルがブエルタを途中リタイアしたことで、世界選手権の勢力図も変化している。

 

そのため本来なら、この時期にブエルタで走り込みながら調子を上げていきたい。

本人も、ブエルタを続けることが世界選手権に向けた準備として最善ではないかという考えを示している。

ただし、現在の調子ではデンマーク代表の8枠に入ることさえ簡単ではないのではないかと、本人自身が危機感を示しているほどだ。

 

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ツールではあれほど強かった。だからこそ、この落差が気になる。集団スプリントだけでなく、厳しいコースでも前方に残り、総合的に見ても「今季最高レベルのマッズ・ピーダスン」という印象を与えていた。

そこからわずかな期間で、ブエルタでは本来の力を発揮できなくなっている。

本人も「自分では何が原因なのか分からない」というニュアンスで話しており、ここが今回の最大の問題だ。

原因が分からなければ、修正することも難しい。とはいえ、現時点でマッズ・ピーダスンがすぐにブエルタを離れると決まったわけではない。

本人はグラナダまで走り切ることを望んでおり、ブエルタを最後まで走ることが世界選手権への準備になると考えている。

マッズ・ピーダスンにとって必要なのは、結果を急ぐことではない。

ブエルタを続けるのか、それとも世界選手権を優先して途中で切り上げるのか。世界王者を経験したマッズ・ピーダスンが、再び本来の強さを取り戻せるか。

残りのブエルタは、レースそのものだけでなく、マッズ・ピーダスンの復調を見守る大会にもなりそうだ。

 

 
 
https://chan-bike.com/mads-pedersen-announces-the-race-in-which-he-will-retire

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