ロードバイクの情報を発信しています!

2026 ツール・ド・フランス第18ステージ ブラックリストに載っていると分かっていたトム・ピドコックは総合順位死守に

Image generated by Midjourney 海外情報
この記事は約4分で読めます。

ツール・ド・フランスは決定的なアルプス山脈のステージへと突入した。

アルプス1日目の第18ステージは、獲得標高3,933m、距離185.2kmの過酷な頂上フィニッシュ。

最後の逃げ切りステージであり、各チームは逃げて勝利するために攻撃を何度も繰り返した。

Pinarello Q36.5 Pro Cycling Teamはアグレッシブなレースを展開する野心を持って臨んだものの、総合成績上位につけるトム・ピドコックの動きは徹底的にマークされる1日となった。

 

スポンサーリンク

最先端の冷却アイテム

 

第16ステージの個人タイムトライアルにおいて、トム・ピドコックが着用していた約995ドル(約15万円前後)の高価な冷却手袋「CoolMitt VasoCooling System」が大きな話題を呼んでいる。

この手袋は、単なる冷たい手袋ではない。バッテリー駆動の冷却ユニット内に氷と水を入れると、装置が約12〜15度に冷却した水を循環させ、ホースを通って手袋内部のパッドを流れ、手のひらだけを効率よく冷やす仕組みだ。

簡単にいえば、日本のアイスベストみたいなものだ。うちもカミサンのために去年買ったけど、すごく冷える。ただ、重いし肩が凝るといって今年は出番なし。

 

 

元々はスタンフォード大学のクレイグ・ヘラー博士による米軍向けの研究として開発された技術だが、現在ではプロスポーツ選手にも利用されている。

タイムトライアルのウォームアップにおいて、脚は十分に温めつつコア温度だけを下げるという理想的な状態を狙える。

ピドコック自身も第16ステージ後に「たぶんこれまでで最高のTTだった」とコメントしている。

 

逃げを封じられた上での戦略転換

 

迎えた第18ステージの厳しい山岳において、ピドコックは再び逃げ集団に入るためのアタックを試みた。

しかし、彼の総合成績における脅威を警戒するプロトンは、彼が動くたびに即座に反応し、その動きを完全に封じ込めた。

逃げに乗ることが不可能だと悟ったPinarello Q36.5 Pro Cycling Teamは、直ちに戦略を修正。レースをコントロールしながら、ピドコックを総合争いのライバルたちの中で安全に守ることに徹した。

最後のオルシエール・メルレットへの登りでも、ピドコックは総合グループの中で冷静さを保ち、続く2つの決定的な山岳ステージに向けてアルプスの初戦を無事に乗り切っている。

 

トム・ピドコックのコメント

今日のステージは決して簡単なものではなかったと思いますが、逃げ集団に入る動きについてはいかがでしたか。

今日は間違いなく簡単ではなかったけれど、最後の登りはかなりコントロールされていた。もう一度逃げに入ろうと試みたけれど、誰も僕をそこに入れたがらなかったんだ。

ステージ前から自分がみんなのブラックリストに載っていることは分かっていたから、不可能だったよ。

 

リチャル・カラパス選手が先行していましたが、今後の総合成績の戦いについてはどう考えていますか。

カラパスのような選手が前にいるとき、彼にただタイムを与えるわけにはいかない。

彼のような選手を深くリスペクトしているからこそ、そんなことはできないんだ。これからは、パリまで総合成績の戦いに完全に集中することになると思う。

 

リチャル・カラパスは、今回の逃げで総合10位に躍進。トム・ピドコックは現在総合8位。リチャル・カラパスとは8分差あるので問題ない。

狙うのは8秒差のBahrain Victoriousのレニー・マルティネスとの総合7位をかけての戦いとなりそうだ。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました