ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma )は、7月のツール・ド・フランスでの落車以来となるオフロードのライドをSTRAVAにアップしてくれた。
事故以来、プールで歩くことやe-バイクでのトレーニングとか地道な物が多かったので復帰には当分かかるだろうと思っていた。
ようやくオフロードにも乗れるようになったようで一安心だ。更にロードでは100kmも走っている!
オフロードで2時間30分もライド
高低差がある所は、まだまだ走れないようだが平地でAV27km/h。距離は70キロ近くも走っている。
オフロードであることを考えると相当速いペースだ。
その後も毎日走っているようで11月3日のSunday fundayと題したライドでは、なんと100キロでav33.1km/h。
ロードに乗られている人ならば、良くわかるでしょうがav33キロを越えるということは、ほとんど平地は40キロ近くで走っているのがわかりますね。
前日の11月2日にも、80キロほどライドしてav30ですから、順調に回復しているようです。
ワウト・ファンアールトがかかえる2件の訴訟問題
ワウト・ファンアールトは現在、ASOに対して損害賠償を要求中。この問題はまだ解決していない。
こちらが解決してないのに、あらたに元所属していたチームから110万ユーロ(約1億3200万円)の損害賠償を求められている。
これは、以前所属していたVeranda’s Willems-Crelanが、ワウト・ファンアールトが勝手にチームとの契約を破棄したとして経済的損失を受けたという内容で提訴しているものだ。
Veranda’s Willems-Crelanのチーム自体は、Roompot–Nederlandse Loterijと合併して消滅。2019年シーズンはRoompot-Crelanチームとなっている。
1億円以上の損害賠償とは穏やかではないですが、公私ともに大変な問題を抱えているワウト・ファンアールト。
なんとか、復帰を果たして活躍する姿をもう一度みたいですね!
何と言ってもシクロクロス世界選手権3連覇の偉業を達成しているのですから、シクロクロスでも復帰をして貰いたい所です。
コメント