2019年のツール・ド・フランスでは、絶好調の走りを見せていたティボー・ピノ。
だが、第17ステージで落車回避の際に左ひざをハンドルバーにぶつけて負傷。
第18ステージは無事に走り終えたものの、第19ステージ序盤で強い痛みのためリタイアとなってしまった。
好調な走りの最中に無念のリタイヤとなり、ティボー・ピノは自転車を辞めることも考えたという。
そんなティボー・ピノがチームのウエブサイトで声明を発表した。
シーズン終盤に間に合わない
💬Les propos de Marc Madiot
Toutes les déclarations sont à retrouver sur notre site internet 👉 https://t.co/N8cuf7iUt7 pic.twitter.com/9qeLjtkFbw
— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) September 5, 2019
声明の内容は、
「大変疲れている。ツールのあと3週間リハビリをおこなった。強制的な休憩によってシーズンの残りの部分で100%になることは出来ない。
2020年を考えて、新しい目標を計画しており、出来るだけ早く最高のレベルに戻りたい。
冬休み中に身体の遅れをあまり受けないように、9月末までトレーニングを続けます」
29歳のピノは、サイクリングを一時停止することを真剣に考えた。
だが、ステップに戻り、スロバキアのツアーでカムバックを発表していた。だが、出場することはなく自身の決定にしたがった。
100%の状態では、なかったのでしょう。
今シーズンのティボー・ピノはとても好調だった。
最高の状態でのぞんだツール・ド・フランスだったのに、最後まで勝負してみたかったでしょうね。
2018年には、ジロ・デ・ロンバルディア(落ち葉のクラシック)を制覇している。
だが、残念ながら今年のロンバルディアでピノの姿を見ることはない。
来シーズンは、納得のいく走りを見てみたいですね。
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