トム・ピドコックはシクロクロスに恋することもなくアラウルツアーからロードスタート

2025.01.28

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INEOS Grenadiersから契約解除してQ36.5 Pro Cycling Teamに移籍したトム・ピドコック。

2022年にはシクロクロス世界王者にもなっている。だが、今シーズンは全くシクロクロスレースには参加せず。

今週末にはシクロクロス世界選手権もあるが、トム・ピドコックはアラウルツアーからロードシーズンを開始する。毎年出ていたシクロクロスについて、どう考えているのだろうか?

シクロクロスは見逃した

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トム・ピドコックは、前夜のパリからのフライトで到着。チームプレゼンテーションに望んでいる。

Xの投稿でみてもプレゼンテーションもド派手。トム・ピドコックもインタビューを受けている。

今回アラウルツアーは、初出場ですが?

この地域でのレースは初めてなので、とても楽しんでいる。写真を撮りまくって、すでにちょっとした観光客の気分だよ。

今週末にはシクロクロス世界選手権ですが、恋しくはないですか?

シクロクロス世界選手権のことを考えていなくても、不思議な感じはしない。昨年も1月にシクロクロスシーズンを終えているので、準備はそれほど変わっていない。

正直なところ、この冬はシクロクロスをまったく見ていないんだ。

それについて説明して貰えますか?

忙しかったんだ。チームを変えたからさ。

この先も、シクロクロスをしないんですか？

全然。来年もシクロクロスのレースをするつもりだよ。見逃したのは、おそらくどのレースも見ていなかったからだろう。ロードレースも見ない。テレビで見るのはマウンテンバイクだけなんだ。

Q36.5 Pro Cycling Teamでのデビュー戦となりますが?

新しいチームに適応するのは予想以上に簡単だった。それは完璧だった。正直なところ、とてもうまくいっている。

シクロクロスをやらなかったことで、少し違った準備ができた。冬は病気などによる混乱もなく、いい冬だった。本当に文句のつけようがないし、シーズンが始まるのが楽しみだよ。

今シーズンの意気込みについては?

シーズンのスタートをうまく切りたい。僕の目標は総合で勝つことだけど、トップフォームになるためにはレースのリズムが必要なんだ。

このレースには厳しい上りが2つある。ハードなトレーニングを積んできたけど、それでも今年最初のレースだから、競争相手と自分を比較する基準がないんだ。

サウジアラビアでのレースの後、スペインに向かいますね。

オープニング・ウィークエンドのルタ・デル・ソルを走り、その後は主にイタリア・ブロックに集中する。

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Q36.5 Pro Cycling Teamはパリ～ルーベのワイルドカードも取得している。

トム・ピドコックは、チームの唯一無二のエースとなったのだから、大きな勝利を手に入れないといけない。

まずは、アラウルツアーだけど、総合を狙うビックネームが見当たらない。トム・ピドコックのチャンスは大きいと思われる。