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エアバッグ付きサイクリングビブショーツは2025年に実現する可能性あり

機材情報
Marcel LangthimによるPixabayからの画像
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ロードレースでのサイクリストのケガは過去も昔も変わらない。

高速化されたレース、ディスクブレーキの普及で逆に落車も増える事態に。

 

プロサイクリストはケガをすると仕事にならない。重症ならば引退となることもあり、ケガ防止は課題としてずっと続いている。

衝突時に自動的に膨らむエアバック搭載のジャージが開発されている。早ければ2025年に実際に目にすることになるかもしれない。

 

 

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aerObag

Sam Ratajczak on LinkedIn: #procycling #cyclinginnovation #airbagtechnology #safetyfirst… | 84 comments
Airbag in the Pro Cycling Peloton: A Potential Game-Changer for Safety *Crashing is a part of cycling as crying is part ...

 

上記の投稿で2024年4月時点のエアバッグの試作品の動画が見られる。

開発にあたっての目標は

  • サイクリストの服装にシームレスに溶け込むデザイン
  • エアバッグはビブショーツのビブ部分に目立たないように組み込まれ、自由な動きを可能にする。
  • レース中のパフォーマンスや快適性を妨げないよう、エアバッグシステムの熱影響と重量を最小限に抑えることを優先
  • エアバッグを作動させるタイミングを決定する

 

プロトタイプの作成

 

当初はプロチームに話を持っていたけれど、関心は示されなかった。

そこで、ベルギー自転車競技連盟と医療関係者向けにプレゼンテーションを準備したところ、UCI が噂を聞きつけ、新しいことに驚かされるのを避けたいということで会議となった。

最初の導入は、ベルギーでのユースサイクリング。2つ目は、背中や首の怪我が多いトラックサイクリングにこれを導入すること。

最終バージョンでは、さまざまな企業の「aerObag対応」サイクリングビブやエアロスーツと互換性を持たせることを目指している。

aerObagはショーツを自社で製造することはなく、各ブランドに採用して貰うことになる。

実際に自転車用のエアバッグが実現するのかは、わからない。価格も問題となるだろう。しかも、防げるのは上半身だけだ。

 

 

 

コメント

  1. H Mori より:

    肩を保護できなさそうなので無意味ではないか。落下の衝撃を最初に背中で受けるとすると正面衝突が想定されるが、真っすぐ正面に衝突することは稀だと思う。ハンドルやホイールが何かに衝突・接触してフロントが左右に振れることにより上半身に捻りが入りながら前転し、左右どちらかの肩で着地することが多いと思う。

    • ちゃん より:

      H Moriさん、コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りです。多分、鎖骨骨折は防げないのではないかと思われます。
      どこまで防げるかは実験するのも難しい。どのようなセンサーを取り付けるかで動作が変わってくるでしょうね。

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