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2024 ツール・ド・フランス第9ステージ レムコはヨナス・ヴィンゲゴーの走りを批判

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Photo credit: pom'. on Visualhunt
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レムコ・エヴェネプールは、過去のグラベルステージを見ると不得意なのかと思っていた。

例えば2021 ジロ・デ・イタリア第11ステージではグラベル区間で遅れていた。

 

また、2022 ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第3ステージの登りのグラベルでも遅れ批判。

 

サッカーから転向しており、グラベルなどの経験がなかったのだから当たり前だ。だが、昨日のグラベルステージではどうだ。

堂々のアタックで、ステージ優勝を目指しての走りが随所に見られた。しかし、タデイ・ポガチャルは同調するけれど、ヨナス・ヴィンゲゴーの協力が得られていない。

3人が逃げれば、表彰台は間違いなく決まっていたはずなのだが。

 

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レムコの言い分

 

長距離攻撃を好むレムコ・エヴェネプールの素晴らしいアタック。第9セクターの登りで、ゴールまで77km地点。

先頭集団に追い付き、タデイ・ポガチャル、ヨナス・ヴィンゲゴーの協力があれば間違いなくステージ上位を独占していたはず。

 

これについてレムコ・エヴェネプールがインタビューに答えている。

 

タデイ・ポガチャルと自分は、今日のツールで表彰台が決まっていたかもしれないので、これには満足していない。

レース戦術やレース状況を受け入れなければならないが、時にはレースする度胸も必要だ。残念ながら、ヨナスにはそれがなかったのかもしれない。

もちろん、タデイと僕はふたりともゴールからかなり離れたところでアタックするのが好きだし、続行したかった。でもヨナスは時々、少し守りに入ってしまうんだ。

でも最終的にはすべてコントロールできていた。明日は休養日だからうれしいよ。

 

ステージの混乱の中、ヨナス・ヴィンゲゴーはチームメイトのヤン・トラトニクのマシンに乗り換えることを余儀なくされてましたが。

Team Visma | Lease a Bikeのマッテオ・ヨルゲルソンとヨナスは、この状況下で信じられないような走りを見せた。

リーチも、バーも、ブレーキも、何もかもが違ってはず。また、彼はとても軽いので、グラベルでは本当に不向きだった。でも彼は本当にいい仕事をしていた。

この区間は、グラベル区間最後のハードな区間だとわかっていたから、とにかく攻めたかったんだ。

高速の横風が吹いていたので、とても速いセクターになってしまった。でも僕が言ったように、これはレースの状況であり、戦術であり、それを受け入れるしかないんだ。

 

レムコは、ヨナスの現状に考慮しつつも、一緒に逃げてほしかったのが本音だろう。3人が前で協力すれば間違いなく、プリモッシュ・ログリッチは戻ってこれなかっただろう。

ただ、ヨナス・ヴィンゲゴーはクラシックも得意なタデイ・ポガチャルのアタックに警戒もしていたはず。後ろから、ズドンといかれると二人に今ついていくのは難しい。

もう、レムコがグラベルに弱いとは言えない。弱点は強みに代わっている。

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