Stages Cyclingは2024年4月に従業員を解雇。存続が難しいのかと思われていた。
今回、情報ではGiantの子会社であるSpia Cyclingが買収したと報道されている。
製品販売の継続は?
Spia Cycling, Giant’s indoor cycling division, makes a bid to obtain Stages’ technology amid bankruptcy proceedingshttps://t.co/IyovZ2BcHB
— Cycling Weekly (@cyclingweekly) July 1, 2024
Stages Cyclingおよび関連会社は6月22日、ネブラスカ州の連邦破産裁判所に連邦破産法第11章の適用を申請した。
ストーキングホース入札となっており、他の潜在的な買い手が購入価格を下回らないように、下限を設定する最初の入札を行っている。
Spia Cyclingは、2000万ドル(約32億円)で買収が成立。同社の技術を継承したいと考えているのは当然だろう。
Stages Cyclingは、2009年に設立され、親会社である Foundation Fitness LLC が所有していた。
2010年代を通じて、市場の他のパワー メーターよりも低コストで OEMクランク アームにひずみゲージを後付けできるクランク ベースのパワー メーターによって人気を博した。
2017年にはTeam SKYも使用しており、精度の高いクランク型のパワーメーター、室内サイクリング用のスタジオエクササイズバイクなども作っていた。
2023年初頭、Giantの取締役会はStages Cyclingの株式3分の1を買収する2000万ドルの入札を承認したが、この取引は成立しなかった。
入札が承認され、Stages社の技術が新しい所有者の下で開発され続けたとしても、既存のStages製品が将来的にサポートされ、サービスが提供されるかどうかは不確実とされている。
なお、現在もStagesの公式サイトは稼働している。今後どうなるだろうか。
コメント